・えらいこっちゃ!! 補遺編その30
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・ジポネのトップがすっ飛んだ!!

 去る8月の「コミックマーケット63」に参加した時に、知り合った人たちとの飲み会で出た夏コミでの署名活動についての会話を書く予定でしたが、うまく書けずにいて放置していたら大事が起きてしまいました。今回は予定を変更して、その辺の事を書きます。

 9月の末、ジポネットのトップに、あるflashムービーがリンクされていました。
 私はそれを見ていないのですが(うちはダイヤルアップ接続なのでflashのダウンロードに時間がかかるし、我がパソは何故か動画関係のソフトと相性が悪い)、どうも実写のスクール水着写真を使ったり、かつて児ポ法制定に関わり、また解説書を出した事もある政治家の後援会の電話番号を晒してるようなシロモノだと言います。

 この事でジポネット掲示板が紛糾、管理人である「一休(いっきゅう)」氏は掲示板での指摘及び賛同者からのメールを受け急遽当該flashへのリンクを解除しましたが事態は予想外の展開を見せました。

 トップからリンクが削除される前に「ROSF」主幹「鳥山 仁(とりやま・じん)」氏がサイト上においてジポネットとの断交を宣言、それに同調するかのように少なからぬジポネットの賛同サイトがジポネットとのリンクを解消するに到りました…。
 現在は、その後開設された「連絡網AMI−web」のオープン掲示板にジポネット賛同者が流れています。

 この件に関しては、ジポネット掲示板においての一休氏の対応(詳しくはジポネット掲示板(疑問・質問)を参照の事)も決して褒められたものではありませんが、ジポネットとの断交をいち早く宣言した鳥山氏もどうかと。

 あと知恵でしかありませんが、まず鳥山氏が当該flashの削除とリンクした意図に関する説明を期限付きで要求し、期限を過ぎても回答がなかったり回答が鳥山氏にとって納得のいくものでなかった場合にはじめて断交を宣言しても遅くなかったと思います。
 と、いうのもROSFは「性別を問わず成人が性的な空想を愉しむ権利を保全する事」を目的とするNGOであり、サイトもそこの公式サイトである以上個人の趣味サイトより対外的な交渉は慎重であるに越した事はないのでは?
 はっきり言って、いきなりROSFが断交を宣言した事が他の賛同サイトの翻意を招いたように見えます。
 「対外的な交渉は慎重であれ」というのは、すでに巨大化して公器としての側面が強いジポネットの管理人である一休氏にも言えるのだけど…。
 あと、ジポネットがflashを紹介したことを批判していながらROSFのサイト上において問題となったflashムービーへのリンクを「参考資料」として張っているのもどうかと。
 こういう行為って本の内容を引用するのとはわけが違うような気が…。

 しかし、こういう形で規制反対活動に悪影響が出るとは思わなんだ。
 一休氏にジポネットの組織化を提案した事もあり、今回も一休氏を追い出せとか言い出した手合いが出たので禅譲を勧めたのだけど、見事に断られた…。
 それで思い出したけどかつて一休氏は以前別HN(ハンドルネーム)で「オレはペド(フィル)だ悪いか!?」と言った事があるとジポネット掲示板で書いていたなぁ…この時は「ああ、なんて事を」と思ったが意見を出すに出せなかったのよね…。私はこの問題においては一兵士として行動しようと思っていたので。なりふりかまわず意見を言うしかなかったのか(今でも好き放題言っているかも知れないけど)。

 それにしてもクソ腹が立つのは、この件でジポネット掲示板や2ちゃんなどで一休氏を叩いていた名無しの書き込み連だ。規制反対活動のための新サイト立ち上げの話をしていたのもいたが、そういう事は名無しでぼやかずさっさと自分でおやりなさい。

 ジポネットに関しては、管理人一休氏の態度やトップにある「(ドラえもんの)しずかちゃんの入浴シーンまで規制」されるかのような一文(一休氏によるもの)に批判が集まっていたのですが、名無しで一休氏を非難する手合いは具体的な代案に欠けるところがあり単に「ジポネット憎し」で終わっているようなのが多く好きになれませんでした。今回の件で「ジポネット憎し」だけで規制反対活動総体を妨害するような連中まで出てこない事を祈るのみ…。

 あと、ROSFも例のflashへのリンク外した方がいいと思うのですけどね…。

 ま、私もいちびってないで「えらいこっちゃ!!」の更新をもっと積極的に行わなくては…。

 次回は署名活動についてがまとまればそっち、あるいは児ポ法「改正」に伴うドラえもん規制の可能性についての考察を予定。

11/22追記:事実誤認を確認したので一部修正。

・続く

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