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【プロ野球】

佑ちゃん勝利の美酒は苦い?

2010年12月17日 紙面から

益の酒を口にした斎藤佑樹は下を出して苦そうな表情を見せる。右は応武監督=東京都千代田区のグランドプリンス赤坂で

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 佑ちゃんがマー君との宿命の対決に思いをはせた。日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22)=早大、176センチ、76キロ、右投げ右打ち=が16日、東京都内のホテルで開かれた早大の秋季リーグ戦および明治神宮大会の優勝祝賀会に出席。早ければ2月のオープン戦で実現する楽天・田中将大投手(22)との対戦に強い意欲を見せた。

 第100代主将としてあいさつに立った斎藤は「大石、福井とともにプロ野球に入団することが決まりました。ぜひ応援よろしくお願いします」とキッパリ。祝勝会としては過去最多の参加人数となった早大OBら700人から大きな拍手を浴びた。

 プロ入り後、最大の注目となりそうなのが同級生の楽天・田中との対決だ。楽天とは2月27日に沖縄・名護で試合が組まれた。早くもライバル対決をあおるムードに斎藤は「周りの方が騒いでいただいていることは僕にとってうれしいこと。でもまずはポジションを取るというか、1軍を目指して頑張るだけ」と高いプロ意識を見せた。

 田中とは2006年の夏の甲子園決勝で引き分け再試合を含む2試合の死闘を演じた。この時は斎藤が勝利したが、田中はすでにプロの世界で2億円を稼ぐ“格上”の存在。「早稲田という最高のブランドを背負ってやっていきたい」と話す斎藤は胸を借りるつもりでぶつかっていく。 (臼杵秀之)

 

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