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クラブ費流用 県立高校教諭懲戒免職

2010年12月16日

 県教委は15日、県立登米高校の渡部一馬教諭(51)が、保護者から集めたクラブ活動の運営費など約81万円を私的に流用していたとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。全額返済されたとして刑事告発はしない方針。
 県教委によると、渡部教諭は4月に同校に赴任し、生徒会会計を担当した。6〜9月に全校生徒の保護者から集めた運営費の預金から41回にわたって約88万円を引き出し、約81万円を借金返済やパチンコ代などに充てていた。
 渡部教諭は消費者金融から借金を重ね、数百万円の債務を抱えていたという。学校に「金を返せ」などと電話がかかり、校長が本人に問いただして発覚した。

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