亀田大は階級変更の意向　ＷＢＡフライ級王者

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級タイトルマッチ（２６日・さいたまスーパーアリーナ）で２度目の防衛戦に臨むチャンピオンの亀田大毅（亀田）が１７日、厳しい減量を理由に「フライ級は最後になる。スーパーフライ級かバンタム級を視野に入れている」と話し、来年以降は階級を上げる意向を示した。

　以前から試合に向けて約１２キロの減量を強いられてきた。この日は東京都内の所属ジムで練習を公開する予定だったが、十分な内容を披露できないとの理由で取りやめ「今は対戦相手の分析よりも、練習が減量のみになっている」と説明した。

　９月の初防衛戦は坂田健史（協栄）に判定勝ちした。同級１３位にランクされるシルビオ・オルティーヌ（ルーマニア）を迎え撃つ今回は「ファンにＫＯ勝ちをプレゼントしたい」と意気込んだ。