民主・小沢元代表、党職員を通じての会談要請に不快感示す「何をおそれているのか」
民主党の小沢元代表は16日夜、鳩山前首相、輿石参議院議員会長と東京都内のホテルで会談し、自らの国会招致問題をめぐり、意見を交わした。
会談では、輿石参議院議員会長が16日午後、首相官邸で菅首相、岡田幹事長と協議した内容を説明し、小沢氏が衆議院政治倫理審査会への出席を拒否した場合、岡田幹事長ら執行部が、小沢氏の出席を求める議決に踏み切ろうとしていることについて、対応を協議した。
小沢氏は、岡田幹事長が会談を申し入れたことについて、党の職員を通じて要請してきたことに不快感を示し、「直接、言ってくれれば、いつでも会う。何をおそれているのか。臆病(おくびょう)なんじゃないか」と語ったという。
小沢氏は、岡田幹事長からの会談要請に対し、17日午後、回答することにしているが、直接は会わず、文書で伝えるにとどめるものとみられる。
政倫審への出席についても、拒否する意向を示すものとみられ、来週にも政倫審で議決を行う動きが加速することになるとみられる。
(12/17 06:12)