VaioP リカバリーディスクのお話 [IT関係っぽぃもの]
私に限らず、メインPCを既に持っていて、モバイルを持っている方は結構いると思います。
私の場合は、機能を重視したいので、メインPCは組み立てで賄っていて、モバイルは出先の作業に使うので、機動性と一応見た目も重視といったところです。
さて、今日のお題はモバイルのリカバリーディスクのお話。
データは一応メインPCに常にバックアップされている状態なので、OSさえ復旧出来れば、差ほど気になる物ではないし、実際200GB越えのリストアなんてゾッとします。
数日前のデータなども、Vista以降はSnapShotがとれるので、データ復旧程度ならこれで間に合います。実際壊れたときは、アプリを再インストールして必要なデータだけ移せば良いので、モバイルは軽く使う感じにしています。
で、本題ですが、現在VaioPを使っています。ただし、勿体ないので外部メディアは購入していません。でもリカバリーディスクは作っておきたい!(なんてわがままな
ということで、色々調査♪
まぁ結論は単純だったのですが、メモステもSDも内蔵のものは、ダメだったり……至るまでが長かった……(といっても他の事をしながら1日ほどですが。
結論としては、当然ですが出来ちゃいます。しかもリカバリーディスク作るよりも内部処理的には簡単だったりもします。ただ、HDDのデータが壊れたときに起動するのに、場合によってはデバイス起動順を変更する必要があるので、その部分だけはBIOSの設定を弄る必要がありますので、決まり文句ですが、この先は自己責任で。
まず、正式にリカバリーディスクを作ると、リカバリーセンターからリカバリーディスクの作成を選択して、右下の開始を通常は選びます。が、当然外部メディアドライブが接続されていないので先に進めません。
ですが、実はこの操作を行うことで、HDD内のリカバリー領域をマウントしてくれます。(再起動すると、緊急用領域なので、当然のごとくマウントは外れます
つまり、初期に戻すためのデータは読めるようになるわけです。※私の環境ではEドライブにマウントされました。リカバリーディスクは、このHDD内にあるリカバリー領域を書き出したものになります。
まぁこれを単純にメインPC等のドライブでDVDあたりに書き出せばいいかというと、そうではないです。ルートのファイル群にetfsboot.exeとか宣ったモノが……(汗
OS弄り倒してて色々試している人は、このファイル名を見たら110番……じゃない、AIKを思い出すハズ。そうWindowsのインストールCDなどで使われているCD起動の仕組みです。構成終わった状態なので、oscdimg.exeコマンドたたいて、ISOディスクイメージつくれば良いだけなのですが、メンドクサイ(ぉぃ
それに、そもそもモバイル用にメディアドライブを準備していないのでこういう事をしているので、本末転倒になります(笑
というわけでUSBメモリで必要なときに、メインPCから書き出して使えるようにしておこう☆
リカバリーディスクの容量は7GB程あるので、ある程度容量が必要になりますがVaioPのBIOSはそれなりに新しいモノなので、USBブート可能です。それに8GBくらいのメモリなら、2,000円もあれば今は手に入るので、普段はデータの持ち運びなどにつかっておけるし、必要なときにさえ使えれば十分なのでこれを利用しない手はありません。
さて、手順ですが
といった感じでしょうか。
①とりあえず、再起動したらアンマウントされてしまうので、さっさとデータを取り出してしまいます。
ⅰ.私が確認したところ隠しファイルなどは特に表示する必要はなかったですが、念のため「コントロールパネル」をクラシック表示に切り替えて「フォルダオプション」にある「表示」タブで「ファイルとフォルダの表示」を「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更して取りこぼしがないようにします。
ⅱ.マウントされている「Recovery」ドライブを右クリックして「開く」を選択し、中のあるファイルすべてを、デスクトップあたりにフォルダを作ってコピーしてしまいます。※左ダブルクリックをすると、初期化ツールが立ち上がってくるのでご注意!
もし、コマンドプロンプトで操作されたいようでしたら、xcopyコマンドを使います。
まぁメンドクサイ人は、私も含めて、コピー元ウィンドウでCtrl+A後、Ctrl+C。その後コピー先ウィンドウでCtrl+V♪
②USBメモリを起動可能なように初期化します。
ⅰ.コマンドプロンプトを管理者として起動します。
ⅱ.diskpartコマンドを入力して、USBメモリを初期化します。
③リカバリーデータをすべて、今作ったUSBメモリにコピーします。
もし、コマンドプロンプトで操作されたいようでしたら、xcopyコマンドを使います。
まぁ、メンドクサイひtry(以下略
④VaioPを再起動して、USBメモリから起動します。
ⅰ.起動直後のVaioロゴ中に「F2」を押すと、BIOS画面が立ち上がります。
ⅱ.たぶん英語なので、分からない人もいるカモしれませんが、知ったことではありません。(ぉぃ
とりあえずカーソルキーの→を押していって、Bootというところに合わせましょう。
※一応注釈をいれておくと、このメニューは起動するときにVaioPが見に行く起動デバイスの順序を設定する画面です。※
・まず、Boot Configrationセクションにある、External Device Bootをエンターを押して、DisableからEnableに変更します。
・次に、カーソルを↓にいれて、Boot PriorityセクションにあるBoot順を、External Deviceが一番上になるように、F5とF6で入れ替えます。
ⅲ.起動順を入れ替えたら、→を押して、Exitを選択して、Exit Setupでエンターを押すと、Saveを聞いてくるので、Yesを選択。
ⅳ.選択すると、再起動しますので、リカバリーディスクのUSBメモリを差して、リカバリーセンターが立ち上がってくれば成功。これでUSBメモリによるリカバリーディスク環境の出来上がりです。
※一時的に、PCに書き出しておいたリカバリーディスクのコピーは、USBメモリにコピーした段階で、もう不要ですので削除してok※
一応、色々実験してみましたが、内蔵のメモリスティックとSDドライブは起動ドライブとしては利用できないようです(内蔵なんだから起動できるくらいの芸当はあるかと思いましたが、BootBIOSは持っていないようでした、残念。![[バッド(下向き矢印)]](/contents/051/711/871.mime1)
あと、USBメモリに書き出しておくのが分かりやすいですが、マイクロSDメモリをUSBメモリに変換するコンバータが2,000円もだせば色々あるので、それを利用すればメディアコストだけなら、おそらく一番安く作れるんじゃないでしょうか?(一応、ElecomのMR-SMC02WHとマイクロSD 8GBでの起動も確認できました。
個人的には、後者の方がメディア交換も出来るのでオススメ。アクセス速度はチョット遅くなるけどネ♪
以上、VaioPのちょっとお得な?情報でした。折角の小さなモバイル便利に使いたいですものね~☆
※USB-DVDが要らないのだから、純正品なら軽く1万円以上、浮いてるハズ……でも、真剣にこういう記事見る人って有事になってからだったりするんですよねぇ。※

私の場合は、機能を重視したいので、メインPCは組み立てで賄っていて、モバイルは出先の作業に使うので、機動性と一応見た目も重視といったところです。
さて、今日のお題はモバイルのリカバリーディスクのお話。
データは一応メインPCに常にバックアップされている状態なので、OSさえ復旧出来れば、差ほど気になる物ではないし、実際200GB越えのリストアなんてゾッとします。
数日前のデータなども、Vista以降はSnapShotがとれるので、データ復旧程度ならこれで間に合います。実際壊れたときは、アプリを再インストールして必要なデータだけ移せば良いので、モバイルは軽く使う感じにしています。
で、本題ですが、現在VaioPを使っています。ただし、勿体ないので外部メディアは購入していません。でもリカバリーディスクは作っておきたい!(なんてわがままな
ということで、色々調査♪
まぁ結論は単純だったのですが、メモステもSDも内蔵のものは、ダメだったり……至るまでが長かった……(といっても他の事をしながら1日ほどですが。
結論としては、当然ですが出来ちゃいます。しかもリカバリーディスク作るよりも内部処理的には簡単だったりもします。ただ、HDDのデータが壊れたときに起動するのに、場合によってはデバイス起動順を変更する必要があるので、その部分だけはBIOSの設定を弄る必要がありますので、決まり文句ですが、この先は自己責任で。
まず、正式にリカバリーディスクを作ると、リカバリーセンターからリカバリーディスクの作成を選択して、右下の開始を通常は選びます。が、当然外部メディアドライブが接続されていないので先に進めません。
ですが、実はこの操作を行うことで、HDD内のリカバリー領域をマウントしてくれます。(再起動すると、緊急用領域なので、当然のごとくマウントは外れます
つまり、初期に戻すためのデータは読めるようになるわけです。※私の環境ではEドライブにマウントされました。リカバリーディスクは、このHDD内にあるリカバリー領域を書き出したものになります。
まぁこれを単純にメインPC等のドライブでDVDあたりに書き出せばいいかというと、そうではないです。ルートのファイル群にetfsboot.exeとか宣ったモノが……(汗
OS弄り倒してて色々試している人は、このファイル名を見たら110番……じゃない、AIKを思い出すハズ。そうWindowsのインストールCDなどで使われているCD起動の仕組みです。構成終わった状態なので、oscdimg.exeコマンドたたいて、ISOディスクイメージつくれば良いだけなのですが、メンドクサイ(ぉぃ
それに、そもそもモバイル用にメディアドライブを準備していないのでこういう事をしているので、本末転倒になります(笑
というわけでUSBメモリで必要なときに、メインPCから書き出して使えるようにしておこう☆
リカバリーディスクの容量は7GB程あるので、ある程度容量が必要になりますがVaioPのBIOSはそれなりに新しいモノなので、USBブート可能です。それに8GBくらいのメモリなら、2,000円もあれば今は手に入るので、普段はデータの持ち運びなどにつかっておけるし、必要なときにさえ使えれば十分なのでこれを利用しない手はありません。
さて、手順ですが
①リカバリー用のデータ取り出し ②USBメモリの初期化 ③リカバリーデータの書き込み ④BIOS設定の変更、確認 |
といった感じでしょうか。
①とりあえず、再起動したらアンマウントされてしまうので、さっさとデータを取り出してしまいます。
ⅰ.私が確認したところ隠しファイルなどは特に表示する必要はなかったですが、念のため「コントロールパネル」をクラシック表示に切り替えて「フォルダオプション」にある「表示」タブで「ファイルとフォルダの表示」を「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更して取りこぼしがないようにします。
ⅱ.マウントされている「Recovery」ドライブを右クリックして「開く」を選択し、中のあるファイルすべてを、デスクトップあたりにフォルダを作ってコピーしてしまいます。※左ダブルクリックをすると、初期化ツールが立ち上がってくるのでご注意!
もし、コマンドプロンプトで操作されたいようでしたら、xcopyコマンドを使います。
例)Fドライブすべてのファイルをc:\rec_tempにサブディレクトリも含めてコピーする場合、 xcopy F:\*.* /s /e /f c:\rec_temp |
まぁメンドクサイ人は、私も含めて、コピー元ウィンドウでCtrl+A後、Ctrl+C。その後コピー先ウィンドウでCtrl+V♪
②USBメモリを起動可能なように初期化します。
ⅰ.コマンドプロンプトを管理者として起動します。
ⅱ.diskpartコマンドを入力して、USBメモリを初期化します。
DOSプロンプト> diskpart |
DISKPART> list disk (USBメモリのディスク番号を確認する。容量などでも分かると思いますが、「コンピュータの管理」にある「ディスクの管理」で使用されているディスク番号とも一致しているので、それで確認してもok) DISKPART> select disk <ディスク番号> (USBメモリのディスク番号を選択する。間違った指定のままだと、次の操作でそのディスクのデータを消してしまうので注意!!) DISKPART> clean (USBメモリの内容を全消去する) DISKPART> create partition primary (USBメモリにプライマリパーティションを作成する) DISKPART> select partition 1 (USBメモリのプライマリパーティションを選択する) DISKPART> active (USBメモリのプライマリパーティションを起動可能にする) DISKPART> format fs=fat32 quick (USBメモリのプライマリパーティションをFAT32ファイルシステムで初期化する) ※以下のassign操作は、マウントされていると思うので通常は不要です。※ ※ドライブ名は、Cドライブなど現在使われているドライブ名を使用しないように注意※ DISKPART> assign letter=<ドライブ名> (ドライブ名を割り当てる) DISKPART> exit (diskpartコマンド終了) |
③リカバリーデータをすべて、今作ったUSBメモリにコピーします。
もし、コマンドプロンプトで操作されたいようでしたら、xcopyコマンドを使います。
例)c:\rec_tempすべてのファイルをEドライブにサブディレクトリも含めてコピーする場合、 xcopy c:\rec_temp\*.* /s /e /f E:\ |
まぁ、メンドクサイひtry(以下略
④VaioPを再起動して、USBメモリから起動します。
ⅰ.起動直後のVaioロゴ中に「F2」を押すと、BIOS画面が立ち上がります。
ⅱ.たぶん英語なので、分からない人もいるカモしれませんが、知ったことではありません。(ぉぃ
とりあえずカーソルキーの→を押していって、Bootというところに合わせましょう。
※一応注釈をいれておくと、このメニューは起動するときにVaioPが見に行く起動デバイスの順序を設定する画面です。※
・まず、Boot Configrationセクションにある、External Device Bootをエンターを押して、DisableからEnableに変更します。
・次に、カーソルを↓にいれて、Boot PriorityセクションにあるBoot順を、External Deviceが一番上になるように、F5とF6で入れ替えます。
ⅲ.起動順を入れ替えたら、→を押して、Exitを選択して、Exit Setupでエンターを押すと、Saveを聞いてくるので、Yesを選択。
ⅳ.選択すると、再起動しますので、リカバリーディスクのUSBメモリを差して、リカバリーセンターが立ち上がってくれば成功。これでUSBメモリによるリカバリーディスク環境の出来上がりです。
※一時的に、PCに書き出しておいたリカバリーディスクのコピーは、USBメモリにコピーした段階で、もう不要ですので削除してok※
一応、色々実験してみましたが、内蔵のメモリスティックとSDドライブは起動ドライブとしては利用できないようです(内蔵なんだから起動できるくらいの芸当はあるかと思いましたが、BootBIOSは持っていないようでした、残念。
あと、USBメモリに書き出しておくのが分かりやすいですが、マイクロSDメモリをUSBメモリに変換するコンバータが2,000円もだせば色々あるので、それを利用すればメディアコストだけなら、おそらく一番安く作れるんじゃないでしょうか?(一応、ElecomのMR-SMC02WHとマイクロSD 8GBでの起動も確認できました。
個人的には、後者の方がメディア交換も出来るのでオススメ。アクセス速度はチョット遅くなるけどネ♪
以上、VaioPのちょっとお得な?情報でした。折角の小さなモバイル便利に使いたいですものね~☆
※USB-DVDが要らないのだから、純正品なら軽く1万円以上、浮いてるハズ……でも、真剣にこういう記事見る人って有事になってからだったりするんですよねぇ。※
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