今まで病院に医者が相対的に不足している事を述べてきました
そして、解決法は集約である事を述べました
集約することで一つの病院に
事務員は半分に、看護婦も半分強に(これは必要に応じて調整)
そして、医者は倍近くに増員できます
それによって今までの無駄な入院、外来がなくなります。
病院の規模に応じた医療が可能です
その規模の病院でしか出来ない事ができます
例えば大きな総合病院で初診の風邪症状の人を見る必要などないんです
抗生剤で簡単に治るような肺炎は開業医や中小病院で充分です
胆石を見るために半年に一回の検査は、大きな総合病院で行う必要はありません
風は万病の元とか言いますがそれは一度開業医で診察してからで充分です
こういう時間を本当にその総合病院でなければならない医療にすれば
病院の収入もかなり上がります
単価の高い手技を多く行うからです
充分医者を雇う収入はあります
そして医者の数も倍に出来ます
要するに適材適所です
適病院適診療です
病院にあった医療を行うんです
これに対して最近では医者を増やせと言っています
これは今までの無駄をそのまま放置する事です
さて、医療崩壊
本当の医療崩壊は医者を増やした結果どんどん失業する様になった時に
起きます。
今の感覚でいえば何とか医者はまあまあ信用できると
色んなアンケートではなっています
しかし、これが全く信用出来なくなったときこそ
本当の医療崩壊です
金の為に医療を行う様になります。
必要のない事を行う様になります。
医者が失業と言えば、あの傲慢な連中め、ざまー見ろ
と気持ちが良いかもしれませんが、現実には
信用できる医者が居ない社会とは、どうでしょうか。
医者が偏差値50以下だとどうですか?
自らの命を本当に預ける事ができますか?
時代と共に必要とされる職業は変わるでしょうが
医者はもう必要ないのですか・・・?
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