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【芸能・社会】年の瀬へ、木臼作り最盛期 山梨・富士川町2010年12月17日 06時27分 年の瀬を前に、山梨県富士川町平林地区で伝統工芸品の木臼作りが最盛期を迎えている。冬場以外は農業に携わる深沢俊人さん(82)は11月末から作業に取りかかった。まさかりやのみで県産のケヤキを丁寧に加工。3日がかりで重さ約60キロの臼に仕上げる。 山あいの同地区では、鎌倉時代から臼の生産が行われてきた。「県の名工」にも選ばれた深沢さんは、従事して55年を超えるベテラン職人。作業は来年2月上旬まで続けられ、県内の祭りなどで販売される予定だ。 深沢さんは「手彫りの臼は餅のつき心地が違う。重労働だが『やっぱりここの臼がいい』と買ってくれるのがうれしい」と話す。ただ、戦後は十数人いた地区の職人も高齢化などの影響で減り続けているという。 (共同)
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