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TEPS2011
TRONSHOW2010開催報告

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今年も座学カフェに当選して、「はじめてのμT-Kernelプログラミング」を受講してきました。経験談を交えて説明して頂けて、とても楽しかったです!ありがとうございました。 #TRONSHOW2011
by shelulu 10 hours ago via web
坂村教授もtwitter やって欲しい。 #tronshow2011
by tsubute 12 hours ago via Twitterrific
TRONSHOW 2011今日のセッションはほぼ終了! また、明日もいろいろ面白いセッションをご用意しているので、飛び入り歓迎です.宜しくお願いします。 http://www.tronshow.org/ #tronshow2011
by noball2270 15 hours ago via Tweetie for Mac
技術オリエンテッドになりすぎるのは良くない。技術者がモノを売りに行かなければならない。#tronshow2011
by tesshy 16 hours ago via Echofon
リーマンショックのお陰で、構造改革を即行わなければならなくなった。ARMは低消費電力をずっとやっていた、これがよかった。人がやらなかったことを長くやっていたこと。国内に留まらない考え方。#tronshow2011
by tesshy 16 hours ago via Echofon
古川先生。TRONを潰した!と言われる。政治が介入する話ではない。台湾メディアテックの例。 #tronshow2011
by tesshy 16 hours ago via Echofon
日本の市場、元気になってほしい。売上は減ってきてはいるが、新たなテクノロジーを求められている。 #tronshow2011
by tesshy 16 hours ago via Echofon
アプリックス鈴木様。アプリックスは携帯電話向けソフトR&D。特にJAVA。JTRONからの繋がり。スマートグリットに向けて技術を提供。JTRONの正統後継。 #tronshow2011
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古川先生到着! #tronshow2011
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半導体産業、30%の成長が見込まれる。アジアの成長が著しい。その他地域の成長も見込まれている。#tronshow2011
by tesshy 17 hours ago via Echofon
日経BPセッション開始。古川先生!! #tronshow2011
by tesshy 17 hours ago via Echofon
ブログ⇒ 会場の様子は・・・ http://bit.ly/e6K5nt #tronshow2011
by TRONSHOW_Staff 18 hours ago via twitterfeed
TRONSHOW 午後セッション進行中! Finlandセッションと中村修先生の講演。#tronshow2011
by noball2270 18 hours ago via Tweetie for Mac
#tronshow2011 会場。ミッドナイトホール#WiMAX入るのか。
by kimagurenote 19 hours ago via TweetsRide
カメラに映るとスクリーンに年齢が表示される「性別年齢推定システム」にドキドキ。女性の場合、説明員はもっとドキドキw。実年齢より若いと言ったらホッとしてたけど、システムとしてはそれじゃダメよね(^_^;) #tronshow2011
by tomomi 19 hours ago via www.movatwi.jp

  来場者事前登録

会期中、トロンプロジェクトリーダーである坂村健による基調講演のほか、最新情報をご提供する各種セッションやチュートリアルなどを予定しています。

各講演・セミナーのスケジュールは以下の通りです。

各講演・セミナーの聴講は無料です。ただし、聴講には事前登録が必要です。
タイトルをクリックすると、その講演・セミナーの詳細情報が表示されます。来場者番号をお持ちの方は、詳細情報ページから座席予約もできます。
来場者番号をお持ちでない方は、まず事前登録ページで登録をしてください。
各講演・セミナーの内容に追加・変更がある場合があります。
会場の「カンファレンス」は、Midtown Towerの4階、「展示会場」は、Midtown Eastの地下1階です(ミッドタウンホール)。

 
ご希望の講演・セミナーのグループを選んでください。
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基調講演 国際セッション uIDセッション
組込み開発セッション TEPS2011 座学

基調講演

12/15

TRON Project 2011 ∼進化するTRON∼

[会場]
展示会場シアター
開催日時: 2010/12/15 10:30 - 12:00
概要:

トロンプロジェクトリーダー坂村健(東京大学教授、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所長)が、TRON、T-Kernel、ユビキタスID の各プロジェクトに関して、2010年の活動成果とともに、2011年における取り組みと展望をお話しいたします。


講演者:

坂村 健(東京大学教授、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所長)


† 同時通訳あり
会場は大変混雑が予想されます。お早めのご来場をお願いいたします。

残席わずか

坂村 健

国際セッション

12/15

世界に広がるユビキタス

[会場]
展示会場シアター
開催日時: 2010/12/15 13:15 - 16:15
概要:

EU の「Internet of Things」、中国の「物聯網」など、ユビキタスに関する国家規模のプロジェクトが今世界で始まっています。欧州委員会のICT関係の代表者であるGerald Santucci 氏らをお招きし、その最新動向や今後の取り組みに関して報告していただきます。


コーディネータ:

坂村 健(東京大学 教授)


講演者:

Gerald Santucci(Head of the Unit Networking Enterprise & Radio Frequency Identification (RFID), European Commission Information Society and Media Directorate-General)>>more

Alessandro Bassi(Technical Coordinator of the FP7 IP project "Internet of Things Architecture" / Hitachi Europe Ltd.)>>more

李 纓(中国大使館 科学技術部 参事官)

董 浩然(中電華大電子設計有限責任公司 総経理)

井村 亮(株式会社日立情報システムズ 執行役員)>>more


† 同時通訳あり

Gerald Santucci

Alessandro Bassi

井村 亮

座学

12/15

T-Engine/T-Kernel入門

[会場]
展示会場シアター内座学ブース1
開催日時: 2010/12/15 13:00 - 14:00
概要:

組込み開発のプラットフォームであるT-Engineと、オープンリアルタイムOSであるT-Kernelの概略について基礎からわかりやすく解説します。 また、新登場のT-Kernel 2.0についても要点に絞って説明します。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

座学

12/15

はじめてのμT-Kernelプログラミング

[会場]
展示会場シアター内座学ブース1
開催日時: 2010/12/15 15:00 - 16:00
概要:

μT-Kernelは、シングルチップマイコンやSoCのような限られた資源のシステムでも高い性能を発揮できるように設計されたリアルタイムOSです。μT-Kernelのプログラミングについて具体的に説明します。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

座学

12/15

ucode超入門

[会場]
展示会場シアター内座学ブース2
開催日時: 2010/12/15 15:00 - 16:00
概要:

モノや場所を一意に識別する番号であるucode、その番号を格納する媒体であるucodeタグ、そしてucodeから情報を引き出すucode解決というしくみ。 これらucodeに関する事項を、基礎からわかりやすく解説します。また、ucodeを発行し情報を結びつける体験もしていただきます。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

uIDセッション

12/16

ユビキタス+クラウド⇒インフラ・イノベーション

[会場]
展示会場シアター2
開催日時: 2010/12/16 10:30 - 12:00
概要:

「ユビキタス」に見られる超小型のコンピュータや、それらをつなぐネットワークは、近い未来にさまざまなモノや場所に埋め込まれ、私たちの生活を支える社会基盤になっていきます。一方、「クラウド」は、利用者負担の軽減、情報通信の性能および効率の向上、大規模データの共有などを実現します。ユビキタスを活用して現実社会の幅広い情報を大量に入手し、クラウドで情報を解析して現実社会で活用する――これは、インフラ・イノベーションを実現する重要なアプローチです。本セッションでは、実際のこれらの事例について各人に講演いただき、さまざまな観点から議論します。


コーディネータ:

石川 雄章(東京大学特任教授)
【プロフィール】1985年建設省入省、 1995年高知県情報企画課長、1996年建設省道路局企画課課長補佐、2001年高知県理事(情報戦略推進担当)・CIO(Chief Information Officer)、2004年国土交通省関東地方整備局東京国道事務所所長。2007年より東京大学大学院情報学環特任教授


講演者:

亀岡 孝治(三重大学「食と農業を科学するリサーチセンター」教授)
【プロフィール】1984年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。国立大学の法人化に伴い2004年より3年間三重大学の理事・副学長を経て現職。専門は、生物情報工学、農業情報工学、食品工学。現在、一般社団法人ALFAEの会長も兼務。
【講演内容】AgriPlatform構想について~経験と勘に頼らない農業の実現を目指すICT戦略~
社団法人ALFAEの「AgriPlatform構想」は、農商工連携・6次産業化のための「経験と勘に頼らないICTを取り入れた科学的農業」を目指して、農業情報の標準Platform(農業センサクラウド)の実現を目指すプロジェクトである。現在、FieldServer・AgriServer、e-案山子など、主な農業用センサネットワークの開発メーカーが参加し、東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構を実証実験の現場として、農業への参入を目指す企業とともに科学的農業モデルの構築を始めている。現場発生型の農業情報の包括的ソルーションには、センサデータと植物生理学が融合された知識化、農業普及組織・JA・農業法人からの栽培情報提供、関連技術等の標準化など様々な課題が存在する。本講演では、データ化・数値化・情報化を基本に置く科学的農業とAgriPlatformをどのように実現・普及していくのかを解説しつつ、他の分野、関係機関との連携の重要性についても言及したい。

佐々木 敏宏(株式会社日本航空 運航安全推進部運航安全評価室 室長)
【プロフィール】1986年日本航空入社。1990年Boeing747セカンドオフィサー、2000年Boeing767機長。乗員部、運航安全部門、運航企画部門等を経て現職。Boeing 777機長。
【講演内容】プロアクティブ安全管理とテキストマイニング
近年安全管理の世界では、従来の再発防止(Reactive)型安全管理に加え、予防(Proactive)型安全管理の重要性が叫ばれてきており、それに伴い、インシデントに至る前の事象、所謂ヒヤリハットに関する情報が重要視されている。このヒヤリハット事象には想定外の事象も多く、定型化された報告書ではその情報収集能力に限界があり、テキストによる報告が必要となる。
このため、大量のテキスト情報から情報の宝(有効な情報)を抽出するには、テキストマイニング技術の活用が必須であり、2007年度から行われた情報大航海プロジェクトにおいて、各種報告書の分析を支援するツールを開発したので、その概要を紹介する。
さらには、本ツールの拡張性、および安全管理の将来像についても言及する。

礒部 猛也(株式会社建設技術研究所 北海道支社長)
【プロフィール】1980年九州大学理学部数学科卒業。1980年、株式会社建設技術研究所入社、2003年、同社東京本社情報部部長、2010年より現職。
【講演内容】二次利用を前提とした電子データの流通とLCDM
これからの情報社会を「情報」そのものに焦点を当て、特にその蓄積・流通が備えるインパクト(力)について問題提起するとともに、経済財とは異なる情報財としての電子データの価値を二次利用の観点から言及したい。ここ数年の各国の電子政府の取組みにおいてキーワードとなっている「Open Government」について紹介し、情報の力を国家資産として活かそうとしている情報先進国の取組みを紹介する。
我が国の建設分野においては、これまでCALS/ECを中心に公共事業に情報化を導入してきたが、当初の目論見どおりにはなっておらず、その原因と今後向かうべき方向性を
データの共有と流通の観点から論じる。また、情報流通基盤としてLCDMで取り組んできた内容を紹介するとともに、今後その普及が期待されるクラウドコンピューティングとLCDMとの組み合わせによる将来展望について言及する。


石川 雄章

亀岡 孝治

佐々木 敏宏

礒部 猛也

uIDセッション

12/16

インターネットとユビキタス

[会場]
展示会場シアター2
開催日時: 2010/12/16 13:00 - 14:30
概要:

ユビキタス・コンピューティングは実世界のさまざまな状況情報を自動的に取得し、それを人々の生活の質の向上に資する情報サービスに役立てようという情報通信技術のパラダイムです。これを実装するためには、RFIDやセンサーネットワーク等の超小型電子機器から実世界の状況情報を取得するだけでなく、それを活用した情報サービスを提供するクラウドサービスや、そのサーバシステムとセンサーやRFIDをつなぐネットワークも必要となります。今回、日本のインターネットの草分けであるWIDEプロジェクトの主要メンバーであり、またAutoID Lab. Japanにも参画されている、慶応義塾大学の中村修教授をお招きし、インターネットの最新動向とユビキタス・コンピューティングとの関係についてご講演いただきます。また、中村教授を囲んだパネルディスカッションでは、仮想化されたネットワークサービスとしてのクラウド・コンピューティングとユビキタスの関係、またIPv6とユビキタスといった話題について議論します。


コーディネータ:

保科 剛(日本ユニシス株式会社 最高技術責任者)
【プロフィール】1981年、日本ユニシス入社。数理計画・人工知能分野の研究、アプリケーション開発を担当。その後、オブジェクト指向開発環境「TIPPLER」トランザクショナルORB「SYSTEM ν」、 システム開発技法「LUCINA」、ASP事業「asaban.com」を企画・開発。2002年、ビジネスアグリゲーション事業部長。2003年、アドバンストテクノロジ本部長。2004年より現職。


講演者:

中村 修(慶応義塾大学教授 WIDEプロジェクト)
【プロフィール】慶應義塾大学環境情報学部教授兼政策・メディア研究科委員。1983年慶應義塾大学理工学部数理工学科卒業、90年同大学院理工学研究科数理科学専攻博士課程修了。工学博士。1987年より、大規模広域ネットワークの研究プロジェクトであるWIDEプロジェクトに参加し、インターネットに関する研究を行う。 2003年4月より、Auto ID Center JapanのAssociate Director。現在WIDEプロジェクトボードメンバー、電子情報通信学会インターネット研究会幹事、次世代超高速ネットワーク推進会議推進委員。


パネリスト:

中村 修(慶応義塾大学教授 WIDEプロジェクト)

平岩 賢志(株式会社日立製作所 情報・通信システム社 経営戦略室 事業戦略本部 ネットワーク統括部 部長)
【プロフィール】2007年より日立グループのネットワーク事業統括部門に所属、NGNを中心とする事業戦略、製品、ソリューション計画策定に従事。最近ではクラウドネットワーキングのアーキテクチャ、サービス/ソリューション開発に従事。工学博士。

竹井 淳(インテル株式会社 技術政策推進本部部長)
【プロフィール】1993年電気通信大学電子情報額研究科博士前期過程修了、同年日本通信衛星株式会社(現スカパーJSAT株式会社)入社、 2001年慶應義塾大学SFC研究所上級訪問研究員、2003年慶應義塾大学博士(政策・メディア)取得、 2004年WIDEプロジェクトボードメンバー、2005年よりインテル株式会社にて標準化政策および情報通信政策全般についての調査研究に従事。2009年より慶応義塾大学環境情報学部講師(非常勤)。


保科 剛

中村 修

平岩 賢志

竹井 淳

uIDセッション

12/16

こんなに使われているucode

[会場]
展示会場シアター1
開催日時: 2010/12/16 15:30 - 17:00
概要:

ucodeは医薬品管理、住宅部品管理、食品管理、公物管理、移動支援などさまざまな分野で大量に使われてきています。
T-EngineフォーラムのユビキタスIDシステムWG等では、これらucodeの応用方法に関して議論を行っています。
今回は、このWGのメンバー等から、使用事例、メリット、今後の展開などをご紹介します。ucodeの活用を考えている皆様にぜひ参考にしていただきます。


講演者:

米澤 昭(財団法人ベターリビング 住宅メンテナンス・リフォームグループ長 維持管理情報部長)
【プロフィール】2006年よりRFID付き証紙を用いた住宅部品のトレーサビリティ管理システムのプロジェクトリーダー。2008年度より住宅履歴情報整備検討のプロジェクトリーダーとして管理システムの開発に従事。

般谷 徹(田辺三菱製薬株式会社 営業本部 営業企画部 担当部長)
【プロフィール】平成15年度総務省「電子タグの高度利活用に関する調査研究会」委員。医療現場の電子タグ活用実証実験を提案し、社会での実現に向けた研究開発から標準化、社会インフラ整備、推進策等に携わる本分野での第一人者。

藤原 博(株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング 技術開発部 研究主幹)

君島 健之(住友大阪セメント株式会社 技監)

隅蔵 雄一郎(国土交通省 政策統括官付参事官付 課長補佐)
【プロフィール】平成14年京都大学大学院工学研究科(土木工学専攻)修了、同年国土交通省入省。本省、関東、東北地方において道路行政に携わるとともに、航空行政や入札契約制度などを担当。平成17年大臣官房技術調査課係長、平成18年道路局企画課道路経済調査室係長。平成20年関東地方整備局相武国道事務所計画課長。平成22年4月より現職。ICTを活用した歩行者の移動支援施策を担当。

稲葉 和雄(国土交通省国土地理院測地部長)
【プロフィール】東京大学大学院工学系研究科計数工学専門課程修士課程修了。昭和54年、建設省国土地理院採用(地図管理部地図情報室)、平成4年、同地図管理部地図情報室長平成6年同企画部測量指導課長、平成8年、同研究企画官、平成12年、測図部管理課長。平成13年、国土交通省国土地理院近畿地方測量部長、平成14年、同企画部企画調整課長、平成16年同地理情報部長、平成18年、同測図部長。平成21年より現職。


† 同時通訳あり

米澤 昭

般谷 徹

藤原 博

君島 健之

隅蔵 雄一郎

稲葉 和雄

組込み開発セッション

12/16

特別講演 & 「T-Kernel 2.0登場!」

[会場]
展示会場シアター1
開催日時: 2010/12/16 10:30 - 12:15
概要:

■特別講演「IEEE Consumer Electronics Society Membership and Vision.
IEEE Consumer Electronics Societyの活動紹介。米国のiPhoneやAndroidのMiddleware開発環境、Application and Service等に関して講演いただきます。
【講演者】Stephen Dukes(President of IEEE Consumer
Electronics Society)>>more

■「T-Kernel 2.0登場!
T-Kernelのバージョンアップ版であるT-Kernel 2.0がまもなく登場します。本セッションでは、T-Kernel 2.0の位置づけや強化された機能について技術的な解説を行うほか、開発に必要なソフトウェアやリファレンスボードを一括して提供するワンストップサービス、各社における今後の展開、プログラミングコンテストについての説明を行います。

1. ここが変わった! T-Kernel 2.0
【講演者】松為 彰(T-Kernel 2.0WG座長/パーソナルメディア株式会社)
T-Kernel 2.0の概要や追加機能について、技術的な観点から説明を行います。また、T-Kernel 2.0に対応したパーソナルメディアの新製品についてご紹介します。

2. 富士通のT-Kernel 2.0への取組み
【講演者】小林 康浩(富士通セミコンダクター株式会社 マイコンソリューション事業本部 ソフトウェア技術統括部 ミドルウェア開発部)
富士通セミコンダクター社製LSIへのT-Kernel 2.0の適用事例とその応用事例を紹介します。

3. T-Kernel 2.0と応用分野
【講演者】由良 修二(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所/T-Kernel 2.0WG幹事)
UNLはT-KernelやμT-Kernelのポーティングと応用事例への展開、T-Kernelとユビキタス技術を融合させた応用を得意としています。このような分野におけるT-Kernel 2.0への取り組みについてご説明します。

4. T-Kernel 2.0のSuperHマイコンへの展開
【講演者】豊山 祐一(株式会社日立超LSIシステムズ 組込ソリューション設計部)
T-Kernel 2.0のSuperHマイコンへの展開、そして開発環境Eclipseや.NET MicroFrameworkなど他のオープンなソフトウェアとの連携など、弊社のT-Kernel 2.0への取り組みについて説明します。

5. T-Kernel 2.0を更に加速するeT-Kernel SDK
【講演者】権藤 正樹(イーソル株式会社 技術戦略室 室長 ソフトウェア技術統括責任者/T-Kernel 2.0WG幹事)
T-Kernel 2.0の全体コンセプトである、すぐに使える、そして充実したミドルウェア、ドライバを、eSOLのeT-Kernel/POSIXで最適化し統合したソフトウェアプラットフォーム eT-Kernel SDKについて概説します。


† 同時通訳あり

Stephen Dukes

松為 彰

小林 康浩

由良 修二

権藤 正樹

組込み開発セッション

12/16

NoTA セッション「フィンランド式 次世代ユビキタス」

[会場]
展示会場シアター1
開催日時: 2010/12/16 13:00 - 15:00
概要:

携帯・組込み機器におけるオープンアーキテクチャNoTAや、セマンティックレベルでの相互接続運用技術Smart-M3を応用した、ワイヤレス・ブロードバンドへのシームレスなオフローディング・ソリューション、インテリジェントな生活環境の実現などフィンランドのICT技術の最新事情と、フィンランドからヨーロッパ、そしてグローバルへ発信する次世代ユビキタスについてご紹介します。

1. オープニングスピーチ(坂村健)

2. 市場を書き換えるにはどうするか?:イノベーションのための新しい欧州の仕掛けに携わる立場から(タトゥ コルヨネン)
次の活動に携わる経験を紹介する:(1)アルテミス:組込みシステムの共同技術イニシアティブ(JTI)、(2)科学・技術・イノベーションに関するフィンランド戦略センター(SCSTI)、(3)イノベーション・テクノロジ欧州機関(EIT)ICTラボ

3. ユビキタスとWiFiが築く新たな市場の到来(ティモ エリクソン)
近年のモバイルデータ通信の驚くべき成長によって、携帯電話通信網における渋滞の発生が問題となってきている。その解として、本講演では、NoTAアーキテクチャをベースとしたオフローディング・ソリューションuAxesを紹介する。uAxesのコアは、NoTAアーキテクチャをベースとしたブローカー・プラットフォームである。そして、uAxesとucodeと組み合わせることでWiFi接続とインターネットアクセスをシンプルに実現するユースケースについて紹介する。

4. 広がる世界における相互運用性の実現(ユハ-ペッカ ソイニネン)
多様異種混合のビジネスの可能性がある中で相互運用性を満たす環境を提供することは極めて挑戦的である。その解として、ここではフレキシビリティ、スケーラビリティを提供し、既存デバイスとの整合性や有する資産を考慮したセマンティック・ベースの情報セントリック・ソリューションについて、その基本原理を紹介する。

5. フィンランドが歩むユビキタス社会の道(キンモアホラ)
Tekes (フィンランド技術庁) のUbicomプログラムでは、ユビキタスコンピューティングに関する研究予算、産業の競争力強化のための予算、および国際協調環境での研究開発予算などを強化し、関連産業を活性化する政策を実施しています。本講演では、ユビキタス関連分野へのフィンランド政府の考え方や取り組み、実証実験の状況、日本との協調を中心としたグローバル展開などについて語る。


コーディネータ:

藤井 貴晴( 株式会社ノタヴァ / Notava Japan Inc.)


講演者:

坂村 健(東京大学教授)

タトゥ コルヨネン(VTTフィンランド国立技術研究センター)
【プロフィール】VTTフィンランド国立技術研究センター、ストラテジック・リサーチ部門の副社長。ICT分野における技術戦略、戦略的パートナーシップ、研究および標準化を担当する。

ティモ エリクソン(株式会社ノタヴァ)
【プロフィール】取締役兼エグゼクティブ・バイス・プレジデント、マーケット・セールス部門。前職のノキアでは約15年間にわたり端末からネットワークインフラまでその製品開発および次世代技術の研究開発に従事。ノタヴァ設立メンバーの一人。

ユハ-ペッカ ソイニネン(VTTフィンランド国立技術研究センター)
【プロフィール】VTTフィンランド国立技術研究センターにおいて、コンピューティング・コンピュータアーキテクチャ分野の教授およびプロダクト・リサーチコーディネータを務める。主としてスマートな環境やシステム・デザインの手法に関する研究活動に注力している。

キンモアホラ(フィンランド技術庁Tekes 主席技術アドバイザー)


† 同時通訳あり

タトゥ コルヨネン

ティモ エリクソン

ユハ-ペッカ ソイニネン

キンモ アホラ

組込み開発セッション

12/16

日経BPセッション「組込みとユビキタスの未来」

[会場]
展示会場シアター2
開催日時: 2010/12/16 15:00 - 16:30
概要:

スマートグリッド、スマートフォン、電子ブック、電気自動車、リコール問題、国際展開など、最近の話題について、トロンやユビキタスの観点から議論するとともに、今後の日本企業が進むべき方向性を探っていきます。


コーディネータ:

浅見直樹(日経BP社 電子・機械局長 日経エレクトロニクス発行人)
【プロフィール】1987年東京大学大学院修士課程終了後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社、日経エレクトロニクス編集部に配属。コンピュータや半導体、知的財産権などの分野を取材する。1994年から1998年までシリコンバレー支局に赴任。帰任後に日経エレクトロニクス副編集長、2001年から日経エレ クトロニクス編集長を務める。2005年からITpro発行人、2008年から現職。


パネリスト:

古川 享(慶応義塾大学教授、ルネサス エレクトロニクス株式会社 非常勤取締役)
【プロフィール】アスキー、マイクロソフトを経て現在は慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授、ルネサス エレクトロニクス非常勤取締役。TRONSHOW2005では、「Windows、TRONに出会う」という招待講演を行い、T-KernelとWindows CE .NETのブリッジングフレームワークに関して共同発表を行った。

郡山 龍(株式会社アプリックス 代表取締役)
【プロフィール】1963年生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科中退。1987年株式会社アプリックス代表取締役社長就任。旧社団法人トロン協会理事。現在、同社代表取締役。同社は、1997年JTRON仕様策定に参画した後、2002年T-Engineフォーラム立ち上げに参加。以後、同フォーラム幹事会員およびT-JV WG主査として活動するとともに、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所と共同でT-JVを構築。

西嶋 貴史(アーム株式会社 代表取締役社長)
【プロフィール】1975年東京大学工学部物理工学科卒業後、富士通株式会社に入社。パナファコム株式会社にて制御用ミニコンOS開発に従事。UNIX v6の研究、サンマイクロシステムズ社との提携業務などを経て、1997年米国シリコンバレーに子会社 CellComputingを設立し、Pentiumベースの製品で、組込み市場開拓を経験。帰国後株式会社PFUソリューション本部を経て、2004年より、携帯電話のJ2ME技術の JavaVMベンダとして注目されている株式会社アプリックスのシニア・バイスプレジデントとして、セールス・マーケティングチームを率いる。2005年5月より現職。


残席わずか

浅見 直樹

古川 享

郡山 龍

西嶋 貴史

座学

12/16

はじめてのμT-Kernelプログラミング

[会場]
展示会場シアター内座学ブース1
開催日時: 2010/12/16 15:00 - 16:00
概要:

μT-Kernelは、シングルチップマイコンやSoCのような限られた資源のシステムでも高い性能を発揮できるように設計されたリアルタイムOSです。μT-Kernelのプログラミングについて具体的に説明します。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

座学

12/16

ucode超入門

[会場]
展示会場シアター内座学ブース2
開催日時: 2010/12/16 15:00 - 16:00
概要:

モノや場所を一意に識別する番号であるucode、その番号を格納する媒体であるucodeタグ、そしてucodeから情報を引き出すucode解決というしくみ。 これらucodeに関する事項を、基礎からわかりやすく解説します。また、ucodeを発行し情報を結びつける体験もしていただきます。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

uIDセッション

12/17

ユビキタス空間基盤を活用した 地域ポータルサイト『ココシル』

[会場]
展示会場シアター1
開催日時: 2010/12/17 10:30 - 12:00
概要:

ユビキタス空間基盤の応用として、地域ポータルサイト『ココシル』のサービスが始まりました。『ココシル』とは、その名のとおり、「ココを知る」、つまり今いる場所の情報を得るための総合的なサイトで、街や観光地などの各種情報から、店舗からのお得情報、利用者の口コミなど、場所に関連するさまざまな情報を提供します。
また、スマートフォンやユビキタス・コミュニケータなどのモバイル端末と連携し、リアルな空間において、そのとき、その場所に適した情報を提供します。
本セッションでは、『ココシル』の詳細、今後の展開などをご紹介させて頂くとともに、これまでユビキタス空間基盤を軸にサービスを構築されてきた企業・組織の方々にご参加頂き、その活用事例や今後ココシルに期待されることなどについてお話いただきます。


講演者:

越塚 登(東京大学教授)
【講演内容】「ココシル」概要説明

別所 正博(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所)
【講演内容】「ココシル」技術紹介
「ココシル」最大の強みは、ユビキタスインフラとの連携です。本セッションでは、場所情報のきめ細かなPUSH配信、複合施設や地下街のサポートなど、ユビキタスインフラとの連携が切り開く、新たな場所情報ポータル像を紹介します。

峯岸 康史(ユーシーテクノロジ株式会社)
【プロフィール】これまで、ucode/ユビキタスID技術を利用した、食品トレーサビリティ、物流管理、観光情報提供サービス等のプロジェクトに従事。
【講演内容】事業・サービス内容紹介
ユーシーテクノロジでは、これまでも全国各地でさまざまな場所情報サービスを構築してきましたが、今後は『ココシル』と強力に連携したサービスを展開していく予定であり、本セッションでは、その事業の方向性やサービス内容などについてご紹介させていただきます。

杉野 静弘(株式会社エス・ピー・シー シニア・プロデューサー)
【プロフィール】1984年愛媛大学大学院理学研究科地球科学専攻修士課程修了。同年同社入社。1999年より、タウン情報誌とWebメディアの融合を図り、地域情報ポータルサイトを立ち上げ事業化。2008年経済産業省・情報大航海プロジェクトの一環として、ucodeを活用した観光情報配信実証実験を実施。以後、地域コンテンツとユビキタス最新技術を組み合わせ、なんとか地域の活性化のお役に立つことができないか奮闘中。
【講演内容】ユビキタス技術と地域コンテンツの活用事例
エス・ピー・シーが協力各社と取り組んできた、ユビキタス技術(特にucode)を使った地域での取り組み事例を紹介し、今後のさらなる展開に向けて、「ココシル」のユビキタス空間基盤に期待することを発表。

坂下 裕明(株式会社パスコ 企画本部 本部長)
【プロフィール】1979年パスコ入社。地方公共団体向けのシステム開発を担当。2009年より現職(企画本部 本部長)、GIS関連の企画提案を担当。技術士(情報工学)、GIS上級技術者(GIS学会)、GIS学会理事。
【講演内容】空間へのucode付与の事例と期待
パスコが目指すユビキタスサービスを紹介した後、具体的に当社が提供する場所情報サービス事例を紹介。今後「ココシル」展開における期待を発表。

中尾 敏康(NECサービスプラットフォーム研究所)
【プロフィール】NECサービスプラットフォーム研究所ユビキタス基盤テクノロジーグループ主任研究員。1993年入社、携帯端末とそのユーザインタフェース、画像処理の研究を経て、センサネットワーク、人と環境のセンシング、およびそれらを活用したユビキタスサービスの研究に従事。
【講演内容】高精度位置認識技術の実現に向けた取り組み
場所に応じた適切な情報提供を実現するためには人やモノの居場所を自動認識する位置認識技術が必要となります。NECはYRPユビキタス・ネットワーキング研究所様と共同で、準天頂衛星で補完される衛星型測位に加え、環境に設置したセンサや携帯型センサを用いた各種位置認識技術と位置情報を統合する技術により、都市環境における連続的・高精度な位置認識を実現する高精度位置認識技術の研究・開発に取り組んでいます。本セッションではプロジェクトの概要をご紹介いたします。

佐藤 泰隆(財団法人地域総合整備財団<ふるさと財団> 地域再生部 地域再生課 課長)
【講演内容】「e-地域資源活用事業」のご紹介
財団法人 地域総合整備財団<ふるさと財団>は、事業の一環として、「e-地域資源活用事業」を平成20年より実施しています。同一テーマで複数市町村が連携して、地域資源を発掘し、コンテンツを整備すると共に、共通プラットフォームを利用して、観光等の情報を発信しています。

河合 淳也(三井不動産株式会社 柏の葉キャンパスシティプロジェクト推進部事業グループ グループ長)


越塚 登

別所 正博

峯岸 康史

杉野 静弘

坂下 裕明

中尾 敏康

佐藤 泰隆

uIDセッション

12/17

広がるユビキタス空間基盤

[会場]
展示会場シアター1
開催日時: 2010/12/17 13:00 - 14:30
概要:

場所に関する情報を提供するインフラとして、「ユビキタス空間基盤」が国土地理院や東京都で活用されています。
このセッションでは、ユビキタス空間基盤を推進している総務省や国土地理院、東京都の取り組み等の紹介を行い、今後の可能性に関して議論します。


コーディネータ:

坂村 健(東京大学教授)


パネリスト:

山内 智生(総務省 情報通信国際戦略局 技術政策課研究推進室長)
【プロフィール】平成元年旧郵政省入省。郵政省電気通信局移動通信課課長補佐、総務省総合通信基盤局電波部電波政策課課長補佐、情報通信政策行政局技術政策課企画官、総合通信基盤局電波部電波政策課電波利用料企画室長などを歴任、平成21年より現職。

小牧 和雄(国土交通省国土地理院長)
【プロフィール】1951年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。理学博士。
国土地理院地理地殻活動研究センター長、測地部長、企画部長、参事官などを歴任、現職に至る。「最小二乗法の理論とその応用」(共著)などを執筆。

河島 均(東京都技監 兼 都市整備局長)
【プロフィール】1952年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。東京都において住宅局参事、都市計画局参事、都市計画局マスタープラン担当部長、知事本部政策担当部長、知事本局横田基地共用化推進担当部長、知事本局次長、都市整備局長などを歴任、現職に至る。


山内 智生

小牧 和雄

河島 均

uIDセッション

12/17

コンテンツ流通プラットフォームとしてのユビキタス

[会場]
展示会場シアター1
開催日時: 2010/12/17 15:00 - 16:30
概要:

近年ユビキタス・コンピューティングと関連する新しい情報通信技術として、デジタルサイネージや電子ブックなどが注目されています。本セッションでは、デジタルサイネージや電子ブックに関する取り組みの第一人者である、慶応義塾大学の中村伊知哉教授をお招きして、デジタルコンテンツとその流通プラットフォームに関してご講演をいただきます。
さらに、産業界、政府の方にパネリストとして加わっていただき、新しい情報通信技術に基づくデジタルコンテンツプラットフォーム技術のあり方、国際標準化、技術とコンテンツの相乗効果といった観点で議論を深めます。


コーディネータ:

越塚 登(東京大学教授)


講演者:

中村 伊知哉(慶応義塾大学教授)
【プロフィール】1961年生まれ。京都大学経済学部卒。慶應義塾大学で博士号取得。1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。通信・放送融合政策、インターネット政策を政府で最初に担当するが、橋本行革で省庁再編に携わったのを最後に退官し渡米。1998年MITメディアラボ客員教授。2002年スタンフォード日本センター研究所長。2006年より慶應義塾大学教授。


パネリスト:

中村 伊知哉(慶応義塾大学教授)

新井 孝雄(総務省 情報流通行政局 情報通信作品振興課長)
【プロフィール】平成元年(1989年)郵政省(現総務省)入省。平成19年7月情報通信政策局情報通信経済室長、平成20年7月情報流通行政局情報セキュリティ対策室長、平成21年7月より現職。

曽根 卓朗(ヤマハ株式会社 サウンド・IT開発室室長)
【プロフィール】1982年北海道大学工学部卒業後、日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)入社。YIS、MSX、IBM-PC等のマイクロコンピュータソフト開発に従事。1987年からTRONプロジェクトに参加。BTRON実時間データフォーマット設計、教育用コンピュータ開発を経験。1992年から通信カラオケシステム開発、2000年から携帯電話用コンテンツ流通フォーマット(SMAF)設計/アプリ開発等、組み込みシステムのアーキテクチャ設計、システム開発に従事。2010年4月から現職。


中村 伊知哉

新井 孝雄

曽根 卓朗

越塚 登

組込み開発セッション

12/17

スマートグリッドとトロンとユビキタス

[会場]
展示会場シアター2
開催日時: 2010/12/17 10:30 - 12:00
概要:

スマートグリッドやスマートホームが話題になっていますが、トロンでは約20年前から電脳住宅に取り組んできており、さまざまな機器や住宅にucodeを付与することも行っています。こうした取り組みを背景にT-EngineフォーラムのスマートグリッドWGでは、家やビルにおける省エネルギー、省エネルギーと居住者の利便性との間のトレードオフ、家庭における他の情報サービスとの連携の可能性といったことを議論しています。今後どのような方向に進むべきなのか、さまざまな角度から議論を深めていきます。


コーディネータ:

倉田 成人(鹿島建設株式会社技術研究所 上席研究員)
【プロフィール】1986年東京大学大学院(地震研究所)修了、博士(工学)。IEEE会員、日本建築学会「建築都市の情報基盤と社会システム特別研究委員会」 幹事、計測自動制御学会「ネットワークセンシングシステム部会」主査。


パネリスト:

小川 浩司(鹿島建設株式会社 環境本部 新エネルギーグループ)
【プロフィール】2006年大阪大学大学院卒業、同年鹿島建設株式会社入社、環境本部に配属。資源化グループを経て、現在環境本部新エネルギーグループにて、バイオ燃料、ソーラーなどの仕事に従事。
【発表内容】愛媛県松山市におけるスマートレジデンス実証プロジェクトの紹介

小島 史郎(富士通エレクトロニクス株式会社 アプリケーションエンジニアリング本部 エンベデッドソフトウェア部 プロジェクト課長)
【プロフィール】同社にてARMコア入りASIC用ソフトウェアプラットフォームの開発、また、富士通セミコンダクターのT-Kernel製品の開発に関与。
【発表内容】富士通セミコンダクターグループにおける、ARM CM3コアベースの汎用マイコン「FM3」用のμT-Kernel製品「μT-REALOS」のご紹介と、画処理プロセッサで動作するT-Kernel 2.0のご紹介を中心に、HEMSへの取り組みについて

三浦 仁(日本ユニシス株式会社 先端技術部 上席研究員)
【プロフィール】1991年、日本ユニシス入社。情報システム部としてインターネット/イントラネットの立ち上げを担当。その後、ビジネスアグリゲーション事業部にて、技術をベースとした事業開発を担当。現在、先端技術部で低炭素社会を支える技術を研究。

吉岡 学(株式会社アプリックス 研究開発本部 担当部長)
【プロフィール】2001年株式会社アプリックス入社。JBlend仮想マシン技術の開発に従事。2004年よりワンチップマイコンでも動作することを目的としたJBlendであるpicoJBlend の開発に従事。その応用展開としてスマートグリッド分野にも関与。

北川 清康(株式会社コア 関西カンパニー 営業部 部長)


倉田 成人

小川 浩司

小島 史郎

三浦 仁

組込み開発セッション

12/17

第3回 トロン/ユビキタス技術研究会

[会場]
展示会場シアター2
開催日時: 2010/12/17 13:00 - 16:30
概要:

本年度から開始されましたトロン/ユビキタス技術研究会の第3回目は、TRONSHOWのセッションにて開催いたします。今回は企画セッションとして、T-Kernel 2.0を含む最新動向、また、国内外の教育にフォーカスを当てます。企画セッション1としては、「T-Kernel Now」と題して、T-Kernel 関連の最新の話題を集めました。品質向上への取り組みやμT-Kernel の製品への適用事例、さらには、T-Kernel Extension 2.0ならびにQtの移植の話題と盛りだくさんの内容です。 また、企画セッション2としては、組込み技術開発の底力をアップさせるためには外せない教育の話題を取り上げました。T-Engine/T-Kernelを用いた日本の大学における取り組みの紹介ならびに海外における活動の紹介をしていただきます。
さらに、特別企画として「ユビキタスIDによるセルフメディケーション」と題しまして、ユビキタスIDの応用事例のひとつとしてセルフメディケーションを取り上げました。自分自身で健康を維持管理するというセルフメディケーションの考え方を、医薬品情報がご専門の東京大学の堀先生に紹介いただきます。また、ucodeを用いた電子お薬手帳に関してご紹介いたします。ぜひご参加いただき、活発なご議論をお願いいたします。

■企画セッション1「T-Kernel Now」

1. 派生開発技法導入の成果〜T-Kernelを中心とした組込みシステム開発の生産性と品質向上の実現〜
【講演者】坂谷 秀夫(株式会社日立情報制御ソリューションズ 組込みシステム本部 組込みソフト開発第二部 主任技師)
【プロフィール】1984年入社、日本語ワードプロセッサの開発に従事。1998年からマイコン開発環境であるC/C++コンパイラの開発業務に従事。現在は、プロジェクト管理、構成管理、プロセス管理等の各種ツールの開発を通してソフトウェア開発プロセスの改善に取り組んでいる。
【発表内容】当社では、ソフトウェア開発全体の80%が派生開発である。改造時のプロセスは定義していたが、実際の現場では派生開発特有の様々な問題が発生していた。このため、2年ほど前から派生開発に特化したプロセスであるXDDP(eXtreme Derivative Development Process)に着目し、社内への導入や独自ツール開発を推進してプロセス改善を行ってきたので、その経緯と実績効果について報告する。

2. M2M向けWiFiモジュールのμT-Kernel
【講演者】井ノ上 康博(ルネサスモバイル株式会社 モバイルマルチメディア事業本部 SoC事業部 CIS設計部)
【プロフィール】1989年 日本電気入社。V850用μITRON仕様RTOS「RX850」の開発に参加。現在はカーナビ向けSoCの開発に従事するかたわら、組込み業界活性化に向けた活動に参加。


3. Qt over T-Kernel Extension 2.0(仮)
【講演者】矢代 武嗣(東京大学 坂村・越塚研究室)
【プロフィール】東京大学大学院学際情報学府総合分析情報学コース博士課程に在籍し、坂村・越塚研究室に所属。東京大学理学部情報科学科を2006年に卒業後、同大学院学際情報学府総合分析情報学コースを2008年に修了し現在に至る。現在の主な研究テーマは、ユビキタス・コンピューティングのためのソフトウェアフレームワークの構築およびセキュリティ。

■企画セッション2「T-Kernelの世界展開 ―普及に向けた取り組み―」

4. アジアの教育現場における事例
4-1. T-Engine Activities @ CHiPES
【講演者】Muhamed Fauzi Bin Abbas(CHiPES (The Centre for High Performance Embedded Systems))
【発表内容】A brief overview of CHiPES/A brief overview of the T-Engine projects @ different levels (kernel, middleware & application)/Dynamic Power Management Architecture on T-Kernel1.

4-2. Republic Polytechnic - Learning with a Difference
【講演者】Dr. Kwen Chin Wee(Republic Polytechnic)
【発表内容】A short introduction to Republic Polytechnic (RP) / PBL (Problem-Based Learning) in RP / RP-Renesas Embedded Systems Lab / past & present Final Year Project works on T-Engine.

4-3. T-Engine/T-Kernel for education in Vietnam
【講演者】Nguyen Hoa Hung(Ho Chi Minh City University of Technology)
【発表内容】T-Engine/T-Kernel in Teaching/T-Engine/T-Kernel in Final Thesis Projects/Advantages and Problems of T-Engine/T-Kernel Development in Vietnam.

5. オープンシステム、T-Kernel、そしてIT人材育成
【講演者】大谷 真(湘南工科大学工学部情報工学科 教授)
【プロフィール】早稲田大学理工学部卒業後、日立製作所入社。ソフトウェア製品の研究開発に従事。2003年、北海道大学大学院情報科学研究科教授。2005年より、湘南工科大学工学部情報工学科教授。専門分野:OSおよびミドルウェア。博士(工学)。

■特別セミナー「ユビキタスIDによるセルフメディケーション」

6. セルフメディケーションの考え方
【講演者】堀 里子(東京大学大学院情報学環 准教授)
【プロフィール】1997年東京大学薬学部卒業、1999年同大学院薬学系研究科修士課程修了。同年東京大学医学部附属病院薬剤部助手、2001年東北大学大学院薬学研究科助手、2005年東京大学大学院薬学系研究科助手、同講師を経て、2009年より現職(薬学系研究科併任)。博士(薬学)。専門は医薬品情報学、臨床薬物動態学。現在、主に医薬品適正使用と育薬、薬物治療のリスクマネジメント、薬物相互作用や副作用の定量的予測に関する研究に取り組んでいる。

7. uID電子お薬手帳
【講演者】小林 真輔(東京大学大学院情報学環)
【プロフィール】2003年大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。同年4月大阪大学大学院情報科学研究科特任助手、同年10月東京大学大学院情報学環助手。2006年10月東京大学大学院情報学環特任助教授。現在、同特任准教授。博士(工学)。研究分野は、主としてコンピュータアーキテクチャ、組込みシステム設計、VLSI設計である。RFID、ユビキタス・コンピューティングに関する研究も興味を持って取り組んでいる。


コーディネータ:

小林 真輔(東京大学大学院情報学環)


† 「企画セッション2」では英語による発表がありますが、同時通訳はありません。あらかじめご了承ください。

坂谷 秀夫

矢代 武嗣

Kwen Chin Wee

Nguyen Hoa Hung

大谷 真

堀 里子

小林 真輔

座学

12/17

T-Engine/T-Kernel入門

[会場]
展示会場シアター内座学ブース1
開催日時: 2010/12/17 10:30 - 11:30
概要:

組込み開発のプラットフォームであるT-Engineと、オープンリアルタイムOSであるT-Kernelの概略について基礎からわかりやすく解説します。 また、新登場のT-Kernel 2.0についても要点に絞って説明します。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

座学

12/17

はじめてのμT-Kernelプログラミング

[会場]
展示会場シアター内座学ブース1
開催日時: 2010/12/17 15:00 - 16:00
概要:

μT-Kernelは、シングルチップマイコンやSoCのような限られた資源のシステムでも高い性能を発揮できるように設計されたリアルタイムOSです。μT-Kernelのプログラミングについて具体的に説明します。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

座学

12/17

ucode超入門

[会場]
展示会場シアター内座学ブース2
開催日時: 2010/12/17 15:00 - 16:00
概要:

モノや場所を一意に識別する番号であるucode、その番号を格納する媒体であるucodeタグ、そしてucodeから情報を引き出すucode解決というしくみ。 これらucodeに関する事項を、基礎からわかりやすく解説します。また、ucodeを発行し情報を結びつける体験もしていただきます。
詳細はこちら


このセッションは、展示会場内で開催されます。当日会場にお越しください。

TEPS2011

12/18

TRONイネーブルウェアシンポジウム2011

[会場]
ミッドタウンカンファレンスRoom7(4階)
開催日時: 2010/12/18 13:30 - 16:30
概要:

障碍を持つ人でも自分の力で円滑に移動することをサポートする“自律移動支援”。TRONプロジェクトでは、何年にもわたり技術開発を進め実証実験を繰り返し、その実現に取り組んできました。
しかし、システムを継続的に運用し発展させていくには、行政だけでは十分に行き届かないところもあり、利用者も含めた多くの担い手によって、システムを支えるための基盤を作ることが欠かせません。
今年の TEPS2011 では、“バリアフリー 2.0”をテーマに掲げ、自律移動支援システムを行政だけでなく、システム開発者、地域住民、利用者など多くの人たちの手によって構築・運用していくための基盤づくりの提言を行っていきます。

■プログラム(予定)
13:30~14:30 基調講演「バリアフリー 2.0」
 坂村 健(TRONイネーブルウェア研究会会長/東京大学大学院情報学環教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)
14:50~16:30 パネルセッション
 パネリスト:
  鈴木 研司(国土交通省 政策統括官付参事官付 政策企画官)
  立松 英子(東京福祉大学・大学院 社会福祉学部 教授)
  越塚 登(東京大学大学院 情報学環 教授)
 コーディネータ:
  坂村 健

詳細はこちら

【TRONイネーブルウェア研究会】
TRONイネーブルウェア研究会は、障碍者、高齢者などを問わず誰にでも使えるコンピュータ環境の実現を目指し活動を行っています。また本シンポジウムを通じて多くの方々と意見交換や討論を行い、交流の輪を広げています。


† 会場は東京ミッドタウンタワー4F「ミッドタウンカンファレンスRoom7」です。TRONSHOW2011の展示会場とは異なりますのでご注意ください。

残席わずか


Copyright © 2010 TRON Symposium Steering Committee