業務上横領の罪で起訴された京都府和束町の元課長が、町民の国民健康保険証を勝手に再交付して消費者金融からおよそ500万円を借りた疑いがあることがわかりました。 京都府和束町の元課長、筒井啓介被告(58)は、町民が納付した国民健康保険税およそ28万円を着服したとして業務上横領の罪で起訴されました。 京都府警などによりますと、筒井被告は税住民課の課長だったおととし以降、町民およそ10人分の国民健康保険証を勝手に再交付し、町民の名義で消費者金融からおよそ500万円を借りた疑いがあるということです。 筒井被告が先月逮捕されたあと返済が滞り、名義を利用された町民に消費者金融から借金返済の催促があり、問題が発覚したということです。 警察は裏づけ捜査を進めていて再逮捕する方針です。 (12/15 12:27)