よくネット上で大阪叩きの根拠に挙げられるのが、ひったくり認知件数32年連続ワースト1位という犯罪統計。
いかにも、犯罪都市大阪 ってカンジを醸し出してる統計です。
東京より人口少ないのにひったくりが東京より断然多いなんて
大阪は犯罪者の巣窟、
大阪人は大なり小なり犯罪者、
やっぱり、大阪人はサイテーだね、
となっていくのもうなずける。
しかし、この東京都と大阪府のひったくり統計には、統計上のマジックが存在するのです。
僕は10年以上前にそのことを知る機会があって、なるほどねと思っていたが、
2chなどの大阪ひったくり関連スレなどみても、このことを指摘するレスも全然ない。
そこで、ネット上でこの統計上のカラクリのソースになるものはないかと調べてみたらひとつあったので、僕の知識も正確だろうと考えて、以下で統計上のカラクリを明かします。ソースも最後に載せます。
この東京都と大阪府のひったくり発生認知件数の差の統計上のカラクリは、簡単に言えば、集計の際のひったくりのカウント方法の違いに起因するものなのです。
大阪府警の統計における「ひったくり」とは、自転車の前カゴからカバン等を奪うという最もありがちな行為を含む犯罪類型概念なのである。
これに対し、警視庁の統計における「ひったくり」とは、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為は含まない概念なのである。
東京都を管轄する警視庁は、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「かっぱらい」という犯罪類型でカウントしている。
その証拠に、東京都の「かっぱらい」発生認知件数はダントツに多い。
かなりありがちな自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」に含めるか含めないかの差は、統計上の数字として現れると非常に大きいのだ。
そもそも、異なる集計方法の統計を比較して、ワースト1位だ何だと大騒ぎしてんのって、冷静に考えれば、バカげてますよね。
警察という組織は各県警ごとに独立性が高い縦割り社会といわれるが、犯罪統計の集計の仕方まで、各県警の独自性が発揮されているとは、いやはや恐れ入ります。
しかし、こんな簡単な統計のカラクリに日本全国津々浦々の人々が騙されつづけてるなんて、数字ってやっぱりコワイです。
このカラクリが本当であることのソースも貼っておきます。
大阪府議会議員土井達也活動報告
http://homepage1.nifty.com/doitatsuya-netoffice/images/vol.101.pdf
このブログの過去記事一覧
本日の詩吟
吟じます。
嵐の大野智くんが〜〜あ〜〜あ〜〜、週刊誌で大麻で3Pとか報じられてるけど〜〜お〜〜お、大麻やってなかってあの写真の表情やったらむしろヤバイやろ〜〜〜
いかにも、犯罪都市大阪 ってカンジを醸し出してる統計です。
東京より人口少ないのにひったくりが東京より断然多いなんて
大阪は犯罪者の巣窟、
大阪人は大なり小なり犯罪者、
やっぱり、大阪人はサイテーだね、
となっていくのもうなずける。
しかし、この東京都と大阪府のひったくり統計には、統計上のマジックが存在するのです。
僕は10年以上前にそのことを知る機会があって、なるほどねと思っていたが、
2chなどの大阪ひったくり関連スレなどみても、このことを指摘するレスも全然ない。
そこで、ネット上でこの統計上のカラクリのソースになるものはないかと調べてみたらひとつあったので、僕の知識も正確だろうと考えて、以下で統計上のカラクリを明かします。ソースも最後に載せます。
この東京都と大阪府のひったくり発生認知件数の差の統計上のカラクリは、簡単に言えば、集計の際のひったくりのカウント方法の違いに起因するものなのです。
大阪府警の統計における「ひったくり」とは、自転車の前カゴからカバン等を奪うという最もありがちな行為を含む犯罪類型概念なのである。
これに対し、警視庁の統計における「ひったくり」とは、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為は含まない概念なのである。
東京都を管轄する警視庁は、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「かっぱらい」という犯罪類型でカウントしている。
その証拠に、東京都の「かっぱらい」発生認知件数はダントツに多い。
かなりありがちな自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」に含めるか含めないかの差は、統計上の数字として現れると非常に大きいのだ。
そもそも、異なる集計方法の統計を比較して、ワースト1位だ何だと大騒ぎしてんのって、冷静に考えれば、バカげてますよね。
警察という組織は各県警ごとに独立性が高い縦割り社会といわれるが、犯罪統計の集計の仕方まで、各県警の独自性が発揮されているとは、いやはや恐れ入ります。
しかし、こんな簡単な統計のカラクリに日本全国津々浦々の人々が騙されつづけてるなんて、数字ってやっぱりコワイです。
このカラクリが本当であることのソースも貼っておきます。
大阪府議会議員土井達也活動報告
http://homepage1.nifty.com/doitatsuya-netoffice/images/vol.101.pdf
このブログの過去記事一覧
本日の詩吟
吟じます。
嵐の大野智くんが〜〜あ〜〜あ〜〜、週刊誌で大麻で3Pとか報じられてるけど〜〜お〜〜お、大麻やってなかってあの写真の表情やったらむしろヤバイやろ〜〜〜
このエントリーにも少数ながらもほぼ毎日アクセスがあるみたいですので追記。
この記事のうp以降、2ch等の有名掲示板にも、このエントリーを見た人が書き込んだと思われるものも散見され、このエントリーの内容と異なる見解を示すブログ記事も書かれるようになってるみたいで、少しばかり論争の種になってるようです。
大阪府警は自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」としてカウントしているのは間違いない。これは100%間違いない。
そして、「かっぱらい」という項目が警視庁の公表している犯罪統計にはないという指摘もネット上には存在している。
そこで、僕が思うこの問題の第一の焦点は、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁は「ひったくり」としてカウントしているかいないか、ということです。
僕が10年以上前に接した情報では、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁は「ひったくり」にカウントしていないということだった。
警視庁の広報ににこの件で問い合わせたとかいう話もネット上にはあるようだが、警視庁が自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」としてカウントしているかどうかが、まずはこの問題の第一の焦点であって、「かっぱらい」という項目が警視庁が一般向けに公表している犯罪統計に存在しているかどうかが焦点ではないと思われる。
また、警視庁の広報に問い合わせてみても、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁が「ひったくり」にカウントしているかいないかについては広報担当者も知らないはずである。反対に、大阪府警の広報に問い合わせてみても警視庁のことは知らないので答えられないはず。
ごく一部しか知らないことだから、今まで話題にのぼっていないと僕は見る。
まぁ、そもそも自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁が「ひったくり」にカウントしていないというのが僕の知識どおり真実であっても、ある意味筋が通っているんです。
「ひったくり」というのは、人の体から無理やりモノを引き剥がして奪う行為であり、本来はほとんどの場合が刑法でいうところの「強盗罪」に該当する行為といえるでしょう。
しかし、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為は、人の体からモノを引き剥がし奪う行為ではなく、「ひったくり」という類型でカウントするのは、本来はおかしい行為ともいえるからです。
そして、「かっぱらい」というのは、いわゆる窃盗罪のうち、占有者の近くで、その人と物理的に強くつながってないモノを取って逃げる行為類型です。
自転車の前カゴからカバン等を奪う行為はまさに、「かっぱらい」行為だともいえます。
だから、本来は警視庁が一方的にオカシイ訳ではない。
警視庁が、「かっぱらい」をさらに「万引き」や「置き引き」や「スリ」や「車上狙い」などのように詳細な分類で公表するのも、警視庁の裁量の範囲内とも考えられうる。
ただ、「ひったくり」統計に限らず、各都道府県警の公表犯罪統計は決して鵜呑みにしてはいけない。
かなり怪しい統計のカラクリが、そこにはある。
いろんな要素が影響して犯罪統計の正確な数字がカウントできないというのは確か。
2009年4月30日追記
この記事のうp以降、2ch等の有名掲示板にも、このエントリーを見た人が書き込んだと思われるものも散見され、このエントリーの内容と異なる見解を示すブログ記事も書かれるようになってるみたいで、少しばかり論争の種になってるようです。
大阪府警は自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」としてカウントしているのは間違いない。これは100%間違いない。
そして、「かっぱらい」という項目が警視庁の公表している犯罪統計にはないという指摘もネット上には存在している。
そこで、僕が思うこの問題の第一の焦点は、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁は「ひったくり」としてカウントしているかいないか、ということです。
僕が10年以上前に接した情報では、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁は「ひったくり」にカウントしていないということだった。
警視庁の広報ににこの件で問い合わせたとかいう話もネット上にはあるようだが、警視庁が自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」としてカウントしているかどうかが、まずはこの問題の第一の焦点であって、「かっぱらい」という項目が警視庁が一般向けに公表している犯罪統計に存在しているかどうかが焦点ではないと思われる。
また、警視庁の広報に問い合わせてみても、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁が「ひったくり」にカウントしているかいないかについては広報担当者も知らないはずである。反対に、大阪府警の広報に問い合わせてみても警視庁のことは知らないので答えられないはず。
ごく一部しか知らないことだから、今まで話題にのぼっていないと僕は見る。
まぁ、そもそも自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁が「ひったくり」にカウントしていないというのが僕の知識どおり真実であっても、ある意味筋が通っているんです。
「ひったくり」というのは、人の体から無理やりモノを引き剥がして奪う行為であり、本来はほとんどの場合が刑法でいうところの「強盗罪」に該当する行為といえるでしょう。
しかし、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為は、人の体からモノを引き剥がし奪う行為ではなく、「ひったくり」という類型でカウントするのは、本来はおかしい行為ともいえるからです。
そして、「かっぱらい」というのは、いわゆる窃盗罪のうち、占有者の近くで、その人と物理的に強くつながってないモノを取って逃げる行為類型です。
自転車の前カゴからカバン等を奪う行為はまさに、「かっぱらい」行為だともいえます。
だから、本来は警視庁が一方的にオカシイ訳ではない。
警視庁が、「かっぱらい」をさらに「万引き」や「置き引き」や「スリ」や「車上狙い」などのように詳細な分類で公表するのも、警視庁の裁量の範囲内とも考えられうる。
ただ、「ひったくり」統計に限らず、各都道府県警の公表犯罪統計は決して鵜呑みにしてはいけない。
かなり怪しい統計のカラクリが、そこにはある。
いろんな要素が影響して犯罪統計の正確な数字がカウントできないというのは確か。
2009年4月30日追記
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この記事のうp以降、2ch等の有名掲示板にも、このエントリーを見た人が書き込んだと思われるものも散見され、このエントリーの内容と異なる見解を示すブログ記事も書かれるようになってるみたいで、少しばかり論争の種になってるようです。
大阪府警は自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」としてカウントしているのは間違いない。これは100%間違いない。
そして、「かっぱらい」という項目が警視庁の公表している犯罪統計にはないという指摘もネット上には存在している。
そこで、僕が思うこの問題の第一の焦点は、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁は「ひったくり」としてカウントしているかいないか、ということです。
僕が10年以上前に接した情報では、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁は「ひったくり」にカウントしていないということだった。
警視庁の広報ににこの件で問い合わせたとかいう話もネット上にはあるようだが、警視庁が自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を「ひったくり」としてカウントしているかどうかが、まずはこの問題の第一の焦点であって、「かっぱらい」という項目が警視庁が一般向けに公表している犯罪統計に存在しているかどうかが焦点ではないと思われる。
また、警視庁の広報に問い合わせてみても、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁が「ひったくり」にカウントしているかいないかについては広報担当者も知らないはずである。反対に、大阪府警の広報に問い合わせてみても警視庁のことは知らないので答えられないはず。
ごく一部しか知らないことだから、今まで話題にのぼっていないと僕は見る。
まぁ、そもそも自転車の前カゴからカバン等を奪う行為を警視庁が「ひったくり」にカウントしていないというのが僕の知識どおり真実であっても、ある意味筋が通っているんです。
「ひったくり」というのは、人の体から無理やりモノを引き剥がして奪う行為であり、本来はほとんどの場合が刑法でいうところの「強盗罪」に該当する行為といえるでしょう。
しかし、自転車の前カゴからカバン等を奪う行為は、人の体からモノを引き剥がし奪う行為ではなく、「ひったくり」という類型でカウントするのは、本来はおかしい行為ともいえるからです。
そして、「かっぱらい」というのは、いわゆる窃盗罪のうち、占有者の近くで、その人と物理的に強くつながってないモノを取って逃げる行為類型です。
自転車の前カゴからカバン等を奪う行為はまさに、「かっぱらい」行為だともいえます。
だから、本来は警視庁が一方的にオカシイ訳ではない。
警視庁が、「かっぱらい」をさらに「万引き」や「置き引き」や「スリ」や「車上狙い」などのように詳細な分類で公表するのも、警視庁の裁量の範囲内とも考えられうる。
ただ、「ひったくり」統計に限らず、各都道府県警の公表犯罪統計は決して鵜呑みにしてはいけない。
かなり怪しい統計のカラクリが、そこにはある。
いろんな要素が影響して犯罪統計の正確な数字がカウントできないというのは確か。
2009年4月30日追記
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