中国:武漢でも反日デモ

2010年10月18日 20時5分 更新:10月18日 21時50分

中国・武漢で、路上を行進する反日デモ隊=2010年10月18日、ロイター
中国・武漢で、路上を行進する反日デモ隊=2010年10月18日、ロイター

 【上海・鈴木玲子】中国湖北省武漢市で18日午後、反日デモが起こった。沖縄県・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件に抗議する中国での反日デモは3日連続となった。

 デモは午後2時(日本時間同3時)ごろ、同市内の大学などが集中する付近の広場から始まった。複数の香港メディアや地元の目撃情報によると、参加人数は若者らを中心に100人前後で始まり、その後沿道の市民も加わって1000人規模になった。デモ隊は中国国旗を掲げながら「日本製品ボイコット」「日本を倒せ」などと叫びながら市中心部に向かって行進した。当局は多数の警官隊を配備して警戒。数時間後にデモは終了した模様だ。北京の日本大使館によると、邦人被害の情報はない。

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