中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

急転メジャーか ダル意味深ツイッター

2010年12月16日 紙面から

 ダル、ポスティングでメジャー移籍再燃か−。日本ハムのダルビッシュ有投手(24)が15日、自身のツイッター(短文投稿)で「状況が変わった」と今オフ、ポスティングシステムでのメジャー移籍を示唆した。今オフのメジャー移籍は確実と見られていたが、10月19日に自身のブログで突如、日本ハム残留を表明。しかし、ポスティングの適用期間は2011年3月1日まで残されており、まさに急転直下、ダル電撃メジャー移籍の可能性が再浮上した。

 3日ぶりのダルビッシュの“つぶやき”の内容は衝撃的なものだった。

 「ちょっと状況が変わった。てかかなり。どうなるのか」

 ダルビッシュは自らのツイッター上にこんな文章をアップ。変化する状況としては別居状態にある紗栄子夫人との離婚問題はあるものの、関係者の話を総合するとそれが真意ではない。残る可能性は、一度は断念したかに見えたポスティングシステムでのメジャー移籍の再浮上だ。

 ダルビッシュは、10月19日に「来年は日本ハムのユニホームを着ています」と、自らのブログで残留を表明。ただ、ここに来て日本ハム残留の動きが遅々として進まない事実がある。すでに日本ハムの主力選手は続々と契約更改が行われているが、現段階でダルビッシュだけが更改の日取りすら未定。来季の契約が全く宙に浮いた状態だ。もっとも球団側も、ダルビッシュが昨オフに複数年契約を拒否したことから、ポスティング移籍を想定。松坂には及ばないものの6000万ドル(約51億円)ともいわれる入札金額で、外国人選手を筆頭に大補強に乗り出す青写真を描いていた。

 さらにダルビッシュの「ちょっと状況が変わった」の言葉には、獲得に乗り出すと思われていたヤンキースの補強状況も見え隠れする。今オフのFA市場最大の目玉、クリフ・リーに7年1億5400万ドル(約131億円)を提示しながら獲得に失敗。投手陣の強化は急務で、来年3月1日までにダルビッシュがポスティング移籍を申請すれば、もろ手を挙げて獲得に乗り出すのは必至の状況だ。

 ダルビッシュのつぶやきには一般ユーザーも「どうなるの?」「近況報告待ってます」とさまざまな反応を示すなど興味津々。急転直下のポスティング移籍へ向け、ダルビッシュの動向から目が離せなくなってきた。

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ