「大たこ」が自主退去 大阪市の強制撤去直前屋台の自主退去を始めた大阪・道頓堀の有名たこ焼き店「大たこ」=16日午前0時42分 大阪・道頓堀の有名たこ焼き店「大たこ」が市道を占拠しながら営業している問題で、同店は16日未明、自主的に退去した。 市は16日午前7時から行政代執行法に基づき強制撤去に着手する予定だった。 林美樹店長は「強制撤去されると(費用の)120万円を請求されるので、自分たちで撤去することにした」と説明。その上で「権力には逆らえない」などと不満も漏らした。 営業再開については「(市道に移動する前に営業していた)市有地を市が売却してくれたら、営業を始めたい」と話している。 大たこは1972年の開店以来、市道脇の市有地で営業。市が明け渡しを求めた訴訟で、最高裁は7月に不法占拠と認定した。 【共同通信】
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