アサンジ容疑者、保釈へ＝英高裁が決定

　【ロンドン時事】ロンドンの高等法院（高裁）は16日、スウェーデンでの性犯罪容疑により英国で逮捕された内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者（39）の保釈請求をめぐる審理を開き、治安裁判所が課したのとほぼ同じ条件付きで保釈を認める決定を下した。これにより、同容疑者は保釈される見通しとなった。
　アサンジ容疑者をめぐっては、ロンドンの治安裁判所が14日、条件付きで保釈を認めたが、検察当局が抗告。釈放されるかどうかは高裁の判断待ちとなっていた。
　治安裁判所が課した保釈の条件は、保釈金など計24万ポンド（約3200万円）の支払いのほか、(1)居場所が把握できる電子機器を体に付ける(2)パスポートは警察に預ける―などとなっていた。　

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