2010年11月24日 05時00分
嵐・相葉雅紀が演じる“天才バーテンダー”佐々倉溜 (C)城アラキ・長友健篩/集英社
嵐・相葉雅紀、天才バーテンダーに
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相葉雅紀が、来年1月期スタートのドラマ『バーテンダー』(テレビ朝日系、金曜 後11:15〜)で約1年ぶりに連ドラ主演を務めることが23日、わかった。前回は同系同枠の『マイガール』で訳ありのシングルファーザーを好演した相葉だが、今回は客一人ひとりの心の傷をカクテルで癒していく天才バーテンダーに挑む。原作は集英社『スーパージャンプ』で2004年から連載中の漫画『Bartender』(原作・城アラキ/漫画・長友健篩)で、単行本の売り上げ部数が250万部を突破した人気ヒューマンドラマだ。相葉はクランクインを前に、「みなさんの記憶に残る様なカクテルを作っていきたい」と、逸る胸の内を明かしている。
相葉が演じる佐々倉溜は、弱冠26歳にしてヨーロッパカクテルコンテストで優勝するも、師匠であるバーテンダー・加瀬にクビを言い渡され、失意のまま帰国。雑誌記者・来島美和との出会いを機にBAR「ラパン」で出直すことに。仕事を通じて自分の生きる道を模索しつつ、店を訪れる客と向き合い根っからのお人好しともいえる“温かいお節介”で心の傷をそっと埋めていく。
普段は無邪気で憎めない天然キャラだが、カウンターに立てば凄腕バーテンダーへとシフト。2面性を持つ主人公を演じるにあたり、演技のふり幅の広さも求められることになる相葉だが、「ドラマを通して、毎週みなさんの記憶に残る様なカクテルを作っていきたいと思います! 一週間を締めくくる金曜の夜、リラックスして楽しんで下さい!」と気合十分。さらに、同作でバーテンダーを演じるにあたりプロのバーテンダー指導のもと、テクニックから立ち振る舞いまで日々特訓中とのこと。華麗なるバーテンダーぶりも注目だ。
大人だけに許されたBARという空間で、恋と成長、ライバルとの運命の対決を縦軸に一話完結の同作。前作『マイガール』も手掛けた中川慎子プロデューサーは、「主人公・佐々倉溜は一言で言えば『絶対に裏切らない男』。バーテンダーとしての技術はもちろん、お客の想いに必ず応えることを生きる糧にしている青年。そんなところがライブなど様々なシーンで、ちぎれるぐらいに手をふってファンの皆さんの想いに精一杯応えようとする相葉さんの姿に重なりました」と、相葉の起用理由を明かしている。
このほかにも、ゼネラルプロデューサーにはドラマ『スカイハイ』シリーズ、『時効警察』シリーズ、『熱海の捜査官』(全てテレビ朝日系)などを手掛けてきたヒットメーカー・横地郁英氏、演出には『木更津キャッツアイ』(TBS系)など様々な人気作を生み出した片山修など、実力派のスタッフが集結している。