神奈川県の広い範囲で、原因不明の黒い粉が積もっているのが確認されました。
黒い粉は直径0.1ミリほどで、ガラスの原料になるケイ素のほか、鉄やアルミニウムも含まれています。神奈川県によると、15日午前から「車の屋根などに黒い粉が積もっている」という連絡が相次ぎました。これまでに、鎌倉市や葉山町、山北町など東西約50キロにわたる範囲で確認されています。この物質による被害は報告されていません。
神奈川県・環境科学センター、青山尚巳調査研究部長:「飛ぶにしては大きすぎるサイズかなと。どうして広範囲にわたって飛んだのか頭をかしげている」
周辺では火山の噴火や流星などは確認されておらず、工場の火災なども報告されていません。神奈川県は原因を調べています。