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最終更新:2010年12月16日(木) 7時10分

韓国の口蹄疫、北部まで感染拡大

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 韓国・南東部のキョンサンプクトで発生した口蹄疫が、首都ソウル郊外を含んだ北部のキョンギドまで感染が拡大していることが確認されました。

 韓国の農林水産食品省などによりますと、15日、北部キョンギドのヤンジュ市とヨンチョン市にある2か所の豚の飼育施設で、豚3頭に新たに口蹄疫の感染が確認され、発生施設の半径500メートルで飼育されている牛や豚などの家畜およそ2万頭が処分されるということです。

 韓国では、今年4月に口蹄疫が発生。その後、9月下旬には終息を意味する「清浄国」の認定を受けていましたが、先月末、南東部のキョンサンプクトで再び感染が発覚、拡大していました。

 韓国当局は、「危機警報水準」を「注意」から「警戒」に引き上げ、すべての地方自治体で対策本部を立ち上げさせるなどして防疫態勢を強化しています。(15日21:25)

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