“地域別連休 秋に限定を”
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“地域別連休 秋に限定を”

12月16日 12時53分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

地域ごとに時期をずらして春と秋に連休を設ける「休暇の分散化」について話し合う経済界や自治体の関係者などによる会議が開かれ、春の大型連休は今のままにして、地域別の連休は秋に限定すべきだという意見が出されました。

「休暇の分散化」は、地域ごとに時期をずらして春と秋に5連休を設けようというもので、導入を目指す観光庁は、経済界や自治体、観光業界などの意見を聞く会議を設けています。都内で開かれた2回目の会合では、休暇の分散化は経済の活性化につながるといった意見があった一方で、「国民の半数以上が分散化に反対するなか、国民に根付いている春の大型連休は対象外とし、まずは秋を対象に社会実験をすべきだ」といった意見や「地域の分け方も、5つのブロックではなく2ブロック程度にしたほうがよい」などという意見が出されました。会議のあと、観光庁の溝畑宏長官は「国民的なコンセンサスを得るため、政務三役と相談したうえで、修正案の検討に入らないといけないのではないか」と述べ、会議で出された意見を踏まえて政府が打ち出した案の修正に向け検討を進める考えを明らかにしました。