こたつによる火災などの事故が2009年度までの5年間で179件発生し、死亡者が27人に上ることが16日、独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE、東京)の調査で分かった。死傷事故の多くが熱源に布製品を近づけた、断線しかかったコードを使っていたなどの不注意によるものとみられる。
NITEによると、このうち一部屋以上を焼損した事故は85件。重軽傷者も38人に上った。
消費者の誤使用や不注意による事故は59件(約33%)。こたつの熱源に衣類などが触れて発火する事故が25件で最多だった。こたつの脚でコードを長期間踏みつけていたため、コードが切れかかった状態になり、使い続けてこたつ用の上掛け布団の上で発火するなどの事故も14件あった。
寒さが本格化する1月から2月にかけ、こうした事故が急激に増える傾向にあり、NITEは「コードが断線しそうなまま使うのは危険。燃えやすいこたつ用布団や衣類、座いすなどの扱いにも気をつけてほしい」としている。
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