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pH調整剤の危険性

食品添加物に関するブログを見て、pH調整剤について調べてみようとしたら、「pH調整剤とは」に続いて「pH調整剤 危険性」「pH調整剤 危険」という候補が。

pHadjusters.png


どうやら、pH調整剤は危険とか怖いといったようなイメージがついているみたいですね。

でも、pH調整剤がどんなものか、と聞かれて答えられる人は少ないでしょう。

と言うわけで調べてみましょう。



といっても、Wikipedia先生に聞くわけですが。

pH調整剤 - Wikipedia
pH調整剤(ピーエイチ(ペーハー)ちょうせいざい)とは、食品添加物のひとつ。 食品における酸性またはアルカリ性の度合を調整するために用いられる。

だそうです。

ただし、中華麺のかんすいとして使うものは「かんすい」と表示するそうです。



さて、こいつは何のために使われるかですが。

第一に、長持ちするようにです。
当然ですが、酸性である方が長持ちします。
また、保存料などが働くのを助けるためにpHを調整するのに使います。

第二に、食品の色を保つために使われます。
切ったリンゴを酢につけておくと色が保たれるのと同じです。



では、その面子を見てみましょう。

pH調整剤 - Wikipedia
  • クエン酸
  • グルコン酸
  • コハク酸
  • 炭酸カリウム
  • 炭酸水素ナトリウム
  • 二酸化炭素
  • 乳酸 など。



なんだか、見覚えのあるやつがちらほら。


では、個別に見ていきましょ。


クエン酸。
これはよく、天然を売りにした洗剤に入っていますね。
柑橘類の酸っぱさの元です。

グルコン酸。
ブドウ糖が酸化したものです。
あまり聞き慣れないものですが、蜂蜜やワインに少量入っているようです。

コハク酸。
これもあまり聞き慣れませんが、貝のうま味成分です。
うま味調味料としても使われます。

炭酸カリウム。
中華麺のかんすいとして使われます。

炭酸水素ナトリウム。
説明不要。重曹ですね。

二酸化炭素。
これも説明はいらないでしょう。
水に溶けると炭酸となって、弱酸性を示します。

乳酸。
疲労物質と言われていたが、そんなことはなかった。で有名な乳酸さんです。
その名の通り、乳加工品に含まれています。



なんか、あまりヤバそうな奴はいませんね。


実際のところ、pH調整剤は危険なものはほぼありません。
異常な大量摂取でもしない限りは、体に悪いってことはないでしょう。


確かに、pH調整剤は名前がイカツイし、中身がわからないので怖いかもしれませんが、やたらめたらと気にする必要はありません。

そもそも、危険なものならば厚生労働省が認可しません。厚労省はそんなに無能ではありません。




さて、pH調整剤の話をしましたが、すべてのpH調整剤、食品添加物が確実に安全であると断言しているわけではありません。
また、あまりに多く摂取すると問題が生じますのでそこら辺は気を付けましょう。(食品添加物に限らず)


でも、食品添加物はそんなに危険なものではないですし、食品添加物が必須な食品もあることですし、気にしないのが一番だと思います。

さて、本文と関係はないですが、ネット上で食品添加物の危険性を書いているページの多くはトンデモです。
根拠もなく不安を煽るものが多いですので、眉に唾をつけて読みましょう。



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pH調整剤といえば、スーパーのマカロニサラダ。

色落ちを防ぐためにpH調整剤で酸性になっています。

コレのせいで、スーパーのマカロニサラダはちょっと酸っぱい。

なので、スーパーのマカロニサラダは苦手です。


やっぱり母のマカロニサラダが最高です。

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更新がんばってください♪ブログはじめたばかりなので先輩ですね^^ちょくちょくのぞきにきまぁっす★

ウィキペディアのエビデンスレベルは低いです。pH調整剤に対して不安を感じている人にアドバイスをしたいのなら、あなたもしっかりした参考文献を使うべきです。

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