年金、パチンコで浪費…鹿児島強殺、午後求刑鹿児島市の高齢夫婦殺害事件の裁判員裁判で、強盗殺人罪などに問われた同市三和町、無職白浜政広被告(71)は16日の被告人質問で、年金をパチンコなどで浪費した経緯などについて説明した。 検察側は犯行の動機として、白浜被告が年金などをパチンコや飲み代で使い切り、金に困ったためと主張している。 白浜被告は「金があるときはパチンコをし、ないときは同居する姉の家にこもって読書や家事の手伝いをしていた」と供述。パチンコに金をつぎ込んだ理由を「仕事の当てもなく、情緒不安定になったのだと思う」と説明した。 年金を担保にした借金もすぐに使い切ってしまった理由については「結局、私のおおざっぱな性格のせい」と答えた。 また、現場で見つかった足跡と似た靴底の靴をはいていたか尋ねられると、「全く見覚えもない。買ったことはなく、自分の好みではない」と否定した。 「現場に行ったこともない」とする白浜被告に対し、検察側は「強盗殺人罪は法定刑が非常に重い。それでも供述を変更する気はないか」と確認。白浜被告は「ありません」とはっきりした口調で述べた。 裁判員からの直接の質問はなかったが、裁判官を通じて質問したと思われる場面もあった。 (2010年11月17日11時20分 読売新聞)
|
今週のPICK UPPR
|
▲この画面の上へ |
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |