民主党・小沢一郎元代表の政治資金をめぐる事件で、強制起訴へ向けた手続きを進めている指定弁護士が、小沢氏の元秘書らに対して近く事情聴取を要請する方針を固めたことが分かりました。

 検察審査会が小沢氏を「起訴すべき」と議決したことを受けて、検察官役となる指定弁護士3人は、強制起訴に向けた手続きを進めています。指定弁護士は、補充捜査の一環として起訴された元秘書の石川知裕被告(37)ら3人について、近く事情聴取を要請する方針を固めたことを明らかにしました。小沢氏が収支報告書の虚偽記載にどの程度、関与したかなど説明を求めるものとみられます。一方、石川被告はANNの取材に対して、「要請が来ても断る」と話しています。また、指定弁護士は、小沢氏本人の事情聴取も検討しているということです。

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