バングラデシュ南東部のチッタゴンなどで12日に発生した労働者による暴動で、現地の韓国企業23社のうち6社が物損被害を受けた。バングラデシュには安い労働力を目当てに各国繊維産業が進出しているが、増額された月額最低賃金が守られていないとして労働者に不満が広がっていた。
デモでは暴徒化した労働者と警官が衝突し、4人が死亡、150人が負傷していた。(ソウル 加藤達也)