レンタル・カートの日本一決定戦

　カートの輸入などを手掛ける「（有）ビレルパシフィック」は１８、１９の両日、神奈川県・大磯ロングビーチでレンタル・カートの日本一決定戦「Ｃｈａｍｐｉｏｎ　ｏｆ　Ｃｈａｍｐｉｏｎｓ　ｉｎ　Ｏｈｉｓｏ　Ｌｏｎｇ　Ｂｅａｃｈ　ｉｎ　Ｊａｐａｎ」を開催する。

　レンタル・カートのユーザーが増すにつれ、車両の性能差を気にせずドライバーだけの速さを競う需要が高まっていることから、同社が企画・実行する。

　北海道から鹿児島まで全国３０施設のユーザーの代表が、性能を限りなく均一化したカートを使って、大磯ロングビーチの第１駐車場に設けられた１周約６００ｍの特設コース（全員が初コース！）で行われる決勝（３時間）を戦う。使用車両は「ビレルＮ３５−Ｘ」でエンジンはヤマハＭＺ２００、タイヤはダンロップのワンメーク。

　１６歳以上でＪＡＦ、ＳＬライセンス保持者か各施設で認定されたドライバーが２〜５人で１チームを構成。すでに全国から４２チーム（１６０人）がエントリーしており、日本一を目指して激しい戦いが予想されるが、なかでも注目は「幸田サーキットＹＲＰ桐山」（愛知県額田郡）から出場の「ガールズレーシングクラブ幸田」の３人（小林真奈美、山下真美、石田真以）。速さと美貌を兼ね備えた彼女たちが男性を相手にどんな走りを見せるか。

　「同一シャシーによるレンタル・カート・ユーザーの日本一決定戦は恐らく国内初めて。かなり盛り上がるでしょう」（ビレルパシフィック）。

　１８日は公式練習とタイム・トライアル、１９日はＡ、Ｂ組の決勝（各３時間）が行われる。観戦は無料。