2010-09-19 22:27:26
無声映画
テーマ:ブログ梅ヶ丘の街の灯で溝口健二監督の無声映画「折鶴お千」を弁士付きで上映すると言うので出掛けてみた、しかし僕の子供頃の活弁とは全く違う代物だった、これが現代の活弁なのか?勿論僕も活動写真全盛時代は知らない、でも戦後元活動弁士、徳川夢声、西村小楽天、大辻司郎、松井翠声等がラジオで活躍しており、活弁を聞く機会は結構あった、それぞれの持ち味、節と云うか語り口調が心地よく夢中になったもんだ。後を継ぐ人達が今また、活弁復活を願うなら、形式ばかりを残すのではなく、その心と芸を伝えて欲しいと思う。 今日は聴かなかった事にしよう。