2010年12月10日

海老蔵事件。加害者側「海老蔵に殴られた証拠」診断書を書いた「お医者様」

P1170803市川海老蔵事件の加害者側は「元暴走族」とされる。

この「元暴走族」グループは、朝青龍暴行事件や押尾学・酒井法子薬物事件、広末涼子「奇行」でも、なにかと報道で取り沙汰されている。

それが真実かは私にはわからないが。

市川海老蔵に「殴られた」と主張しているのは「元暴走族のリーダー」(現在逮捕状が出ている男とは別人)。その「証拠の診断書」を書いたのが、信濃町で開業する高木繁先生だ。

高木先生は、精神保健指定医。つまり向精神薬の処方が容易な精神科医だ。


先生のご著書(監修)が、「最強・最速の抗ガンキノコメシマコブ―あなたの免疫力を最強にする驚異のキノコの神秘!」 (サクセスマーケティング刊)。

つまりガンの民間療法の本だね。


また「サクセスマーケティング」って出版社名がすごいなあ。

「生死の境で必死に治療法を探している」ガン患者に情報を提供する出版社とは、とても思えないというか。名前だけ見ると「イケイケ商売本」出してそうじゃん。

で、調べたら、「月刊ネットワークビジネス」「ビジネスチャンス」といった雑誌を出しているところ。早い話、これはマルチ商法絡みの出版社だな。「メシマコブをマルチで売ってるとことツルんでるのではないか」と考える人もいそうだなあ。


で、精神科医の高木繁先生は、「このキノコでガンがみるみる消える」みたいな本をマルチ商法の出版社から出し、今回「元暴走族リーダー」の外科の診断書を書いているわけだ。先生の診療所とか周囲がまた面白いんで、興味がある方はぜひ調べてみてほしい。

元暴走族リーダーも、ケガなのに、普通の整形外科医に行かずに、なんで精神科医のとこでわざわざ診断してもらったんだろうなあ(棒読み)。


この診断書の妥当性や裏について、私の考えは書きません。事実だけ挙げてみました。

editors_brain at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!ヘンな世界 

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール