親鸞連載記念キャンペーン
五木寛之親鸞激動篇連載開始を記念してクイズで当たる!400名にプレゼント
【政治】柳田法相を更迭 首相「補正」を優先、後任は仙谷氏兼務2010年11月22日 夕刊
柳田稔法相(56)=参院広島選挙区=は22日午前、首相官邸で菅直人首相と会談し、国会軽視発言の責任を取って辞表を提出、受理された。首相が「2010年度補正予算案を成立させなければならない」と伝え、その場で辞表を書かせたもので、事実上の更迭だ。野党は首相の任命責任を追及する構え。内閣支持率の急落にあえぐ首相にとって、政権基盤の弱体化は避けられず、さらなる打撃となるのは必至だ。 9月の菅改造内閣発足後、閣僚辞任は初。後任は当面、仙谷由人官房長官が兼務する。 柳田氏は首相との会談後、法務省で記者会見し、辞任について「国民生活を考えると、一刻も早く補正予算を通さないといけない」と強調した。21日には、自民党が参院に問責決議案を提出した場合でも続投する意向を表明していたが「今朝、首相の話を聞いて(辞任を)決断した」と説明。国会軽視発言に関しては「気を許しすぎた。結果的に不用意な発言をしたのは私の非だ」と述べた。 柳田氏の辞任を受け、民主党の鉢呂吉雄国対委員長は22日午前、自民党の逢沢一郎、公明党の漆原良夫両国対委員長と個別に会談。補正予算案の週内成立への協力を要請した。 民主党は22日昼の参院予算委員会理事会で、24日の補正予算案採決を提案したのに対し、自民党は中国漁船衝突事件のビデオ映像公開など4条件が前提だとして「環境整備をしてほしい」と重ねて要求。あらためて協議することになった。 柳田氏の進退をめぐって、首相は21日夜、民主党の岡田克也幹事長や輿石東参院議員会長を公邸に集め、対応を協議。野党が柳田氏の問題について、仙谷氏や馬淵澄夫国土交通相の辞任要求と切り離した上で、補正予算案の採決に応じれば、更迭もやむを得ないとの意見が強まっていた。 柳田氏は14日、広島市内での会合で、国会答弁に関し「2つ覚えておけばいい。『個別の事案については答えを差し控える』と『法と証拠に基づいて適切にやっている』。いい文句だ」などと発言した。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|