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【流行語大賞】「一定の成果」実態を覆い隠すカムフラージュ語に勝手に大賞を贈る

■言い訳、はぐらかし、責任回避にもってこい
 【東奥日報のコラム】「ゲゲゲの女房」こと武良布枝(むらぬのえ)さんを一躍有名にした「ゲゲゲの~」を年間大賞に選んだ新語・流行語大賞にならって、小欄が勝手に贈る本県流行語大賞は、三村申吾知事が8月の記者会見で発した「一定の成果」に決まった。
 
▼むつ小川原地域に液晶産業の集積を目指す県の「クリスタルバレイ構想」の行き詰まりをただす質問に「構想は研究開発や人材育成の面において一定の成果を挙げてきている」と答えた。産業政策の柱と位置付けた事業の誘致第1号企業が破綻し、あらためて真意を問いたくなった。

▼取りあえずその場をしのぐ魔法の言葉を菅直人首相も使っていた。内閣支持率急落を野党議員に突かれ「経済成長など大きな政策課題で一定の成果が出始めている」と。事業仕分けも、医療再生も一定の成果を挙げている。言われてみると、何となくそうかなと思ってしまう。

▼営業成績が悪いぞと尻をたたく上司がいたら言い返そう。「一定の成果を挙げているから大丈夫です」。子どもたちにもこっそり教えてあげる。テストの点数が悪くて親にお目玉を食ったら「一定の成果は挙がっているから、長い目で見てよ」と言っちゃおう…(2010年12月2日付「天地人」)全文を読む

2010/12/02 12:17

【特集・北朝鮮、韓国砲撃】北朝鮮の金正日総書記、中国提案の6カ国協議首席代表緊急会合について、米韓の主張は「受け入れられない」とし、無条件開催を要求

【日米韓外相会談 中国の本気度が問われる】  ≪山陽新聞の社説≫朝鮮半島情勢が緊迫の度を増している。強い危機感を背景にワシントンで開催された日本、米国、韓国の外相会談は、北朝鮮の相次ぐ挑発的行為を非難するとともに、3カ国が結束を強めることなどを盛り込んだ共同声明を発表した。  ウラン濃縮施設の公開や、韓国・延坪島への砲撃など北朝鮮の挑発が続く。延坪島では民間人にも犠牲者を出すなどエスカレートした。さらに今後、後継体制固めなどのため、新たな暴挙に出る可能性もある。こうした中で、あらためて日米韓が「共通の脅威」に一体感を強め、対処していくことを確認し合ったことは意義があろう。  共同声明は、北朝鮮の砲撃を強く非難、朝鮮戦争休戦協定を順守するよう求めた。ウラン濃縮施設建設問題では、国連安全保障理事会決議に違反すると指摘。中国が呼び掛けている6カ国協議首席代表会合には、北朝鮮が韓国との関係改善に真…【続きを読む】

【ゼロスポーツ】各務原市のベンチャー企業-電気自動車の開発を手掛け、日本郵便に集配用電気自動車1000台を納入する契約を成立させ、大手を驚かせた

■「ガス欠」という言葉が消えるのもそれほど先の話ではないかもしれない  【岐阜新聞のコラム】自動車の技術革新は目覚ましく「ガス欠」という言葉が消えるのもそれほど先の話ではないかもしれない。……… ▼燃料電池車を含め、いわゆる電気自動車はバッテリーとモーターで走る。世界は高性能なモーターやバッテリーの開発でしのぎを削るが、電気自動車の基本構造は簡単だ。それゆえ巨大企業集団をつくってきた従来の自動車メーカーでなくても、異業種から業界に参入できるようになった。 ▼そんな時代を各務原市のベンチャー企業ゼロスポーツの中島徳至社長は業界の「破壊的イノベーション」と語る。電気自動車の開発を手掛ける県内初の自動車メーカーで、日本郵便に集配用電気自動車を千台納入する契約も成立させ、大手を驚かせた会社である。 ▼「2050年にはレシプロエンジンは無くなる」と予測する中島社長。イノベーションは車だけでなく、業界…【続きを読む】

【普天間飛行場移設問題】あきれた無神経ぶりと言うほかない、仙谷由人官房長官の発言-名護市辺野古への移設「県民に甘受してもらいたい」

■「甘受」発言 駄々っ子はどちらなのか  【琉球新報の社説】あきれた無神経ぶりと言うほかない。仙谷由人官房長官の発言のことだ。  仙谷氏は13日の会見で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について「県民に甘受してもらいたい」と述べた。  しかも「情と理を尽くして説得する」と述べている。駄々っ子をあやすかのような口ぶりだ。駄々っ子は沖縄側と政府と、いったいどちらなのか。  仙谷発言は1994年の宝珠山昇防衛施設庁長官(当時)を想起させる。「基地との共生」を求めた宝珠山氏と同様、仙谷氏も県民の反発を買った。仲井真弘多知事が「他人に言われる筋合いはない」と不快感を示したのも当然だ。  すると仙谷氏は「沖縄が総反発するような受け止めをしているとすれば、撤回もやぶさかでない」と述べた。まるで県民の受け止め方が誤りだと言わんばかりだ。なぜ県民が反発したのか、この人には永久に分からないだろう。  沖…【続きを読む】

【死刑求刑の被告に無罪】映画とは比べようもない真摯な議論であっただろう

難題をひそかに抱え続けた裁判員の労をねぎらいたい【南日本新聞のコラム】 20年ほど前に話題になった映画「12人の優しい日本人」は架空の陪審員裁判を描いている。日本に裁判員制度が導入されるとは想定されていなかったころだ。「市民の司法参加を求めて」とのうたい文句が添えてあった。  脚本の三谷幸喜さんは、米映画「十二人の怒れる男」をテレビで見て衝撃を受けたのがきっかけ、とエッセーに書いている。殺人事件をめぐる審議の白熱ぶりは本家に劣らず、スクリーンに引き込まれた。たどりついた結論にも納得した。  会社員が議論を抜け出して仕事絡みの電話をかけようとして、係員に厳しく制止される場面がある。終わるまで外部とは一切連絡できないのだ。ユーモアは交じるが、人が人を裁く厳粛さが漂った。  陪審員が全員一致で決めるのは米国と同じく、被告が有罪か無罪かまでだった。しかし、現実となった裁判員裁判は一般市民6人…【続きを読む】

【イクメン】次の世代を育てる一つの処方せんだろう

トップが決断してこそ、ものごとが前に進むのもこの国の常【南日本新聞のコラム】「タレントだからできるんだ。サラリーマンは休みたくても休めない」。育児に積極的な「イクメン」として知られるつるの剛士さんが育児休暇を宣言したとき、反発する意見が多かったという。  つるのさんは第4子誕生を機に、2カ月休業した。弁当を作って上の子を送り出し、他の家事もこなした。妻と過ごす時間も増え「地域とのかかわりなど、仕事をしているときには見えないことがいろいろ分かった」と話す。  少子化対策や女性の就業維持を目的に、厚生労働省がイクメンを増やすプロジェクトに取り組んでいる。東京で関連イベントがあり、招かれたつるのさんが話していた。  広島県の湯崎英彦知事は育児のために1日数時間の休みをとると宣言して波紋を広げた。勤め人としては、自分が休んだら同僚の負担が増えないか気になる。まして多忙で危機管理が問われる知事…【続きを読む】

【教職員の不祥事】恥ずかしい話ですが……仕事と子育てに奮闘する彼女が珍しく神妙な面持ちで切り出した

■不祥事に危機感  【長崎新聞のコラム】「恥ずかしい話ですが...」。仕事と子育てに奮闘する彼女が、珍しく神妙な面持ちで切り出した。相次ぐ教職員の不祥事に危機感を覚え、約20年前の体験を聞いてほしいと言う。「私と同じような事が今も起きているのに、教育界の対応は甘い」▲家庭環境は複雑だった。中学2年で同じ学校の独身男性教諭に相談するうち、親密になっていった。高校入学直後、彼女にとって初めての肉体関係を結び、大学1年までの3年間、月2、3回のペースで関係は続いたという▲中学時代に複数の教師が2人の関係に気づき、高校では生徒の間でうわさが広まった。教諭の勤務先に告発文が届いたが、彼女に事情を聴くこともなく不問に付されたという………▲男性は今も現役の教師である。自身の経験をふまえ現状をどう見るのか、電話で尋ねた。「彼女が高校時代に交際したが、肉体関係はなかった。なぜそんなウソをつくのか。生徒との関…【続きを読む】

【画家、長谷川利行】戦前、東京にあって酒浸りの生活を続け、放浪の果てに路上で倒れていたところを行路病者として収容され、息を引き取った

お宝発掘【四国新聞のコラム】長谷川利行という洋画家をご存じだろうか。戦前、東京にあって酒浸りの生活を続け、放浪の果てに路上で倒れていたところを行路病者として収容され、息を引き取った。酒代のためにマッチ箱にまで描いたといい、荒々しいタッチの深い詩情をたたえた作品群が残された。  その長谷川のちょっと面白い展覧会が開かれている。東京国立近代美術館での「特集コーナー 長谷川利行」だ。  ここで初公開されたのが「カフェ・パウリスタ」。佐伯祐三や林武、福沢一郎らもメンバーだった「1930年協会」の展覧会への出品歴は知られてはいたものの、その後は所在不明に。空襲などで失われたと思われていた作品が、ひょっこり姿を現した。きっかけは、何とお宝発掘の人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」だった。  昨年放送された同番組では1800万円と鑑定され、保存状態が良かったら2500万円はするとも。持ち込んだの…【続きを読む】

【バッテリーの日】12月12日-野球の守備番号の1と2は投手と捕手、つまりバッテリー、というわけだ

■エコを言うなら馬か、バッテリーも不要だ  【北海道新聞のコラム】………▼そう。バッテリー上がりのトラブルだ。長く乗った愛車は要注意。業界は今日12月12日を「カーバッテリーの日」としている。野球の守備番号の1と2は投手と捕手、つまりバッテリー、というわけだ ▼電気自動車は高価だし、充電1回で走れる距離がまだ短い。ガソリンスタンドならぬ「電気スタンド」の整備も要る。それでも次世代には乗り物の主役の座に就くことだろう ▼一方、エコでは勝てなくても、エンジンの車も簡単にはなくなるまい。デジタルカメラに対するフィルムカメラ、CDに対するレコードもそうだが、捨て難い味わいがあるからだ ▼さらにさかのぼれば、初期の車を前に愛馬をなでた人もいたはずだ。二輪の話だが、米有名メーカーの排気音・振動は馬が走る律動に似せてあるという。現代のビル街を馬で疾駆する映画もあった。「ニューヨークの恋人」。タイムスリッ…【続きを読む】

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