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2010年12月5日

 今年の流行語大賞が決まった。大賞はNHKドラマ「ゲゲゲの女房」から「ゲゲゲの〜」。基地問題に振り回された沖縄の1年を流行語で振り返ると―
▼政権交代で誕生した鳩山政権は、米軍普天間飛行場の移設先を「最低でも県外」として県民の期待を高めた。だが、5月の日米合意で結局は辺野古回帰。口先ばかりの公約に政治への信頼度は「下下下の下」
▼9月の民主党代表選。小沢一郎氏の影響力を薄める「脱小沢」が焦点だった。移設問題で米国との再協議を掲げていた小沢氏への期待もあったが、菅直人氏が再選。その菅政権も尖閣ビデオ、法相発言で支持率は低落した。世論は“脱菅”。政党支持率が逆転した自民は政権“奪還”へ鼻息が荒い
▼11月の県知事選。再選を果たした仲井真弘多知事は、選挙戦で「県内移設反対」については明言を避けた。県外移設なら、県内反対ではないのですか?「いい質問ですねぇ」とはニュース解説の池上彰さんの言葉。知事いわく「県外には県内は入っていない」。ぜひ県外移設の公約貫徹を
▼ネット時代を象徴してツイッターで「〜している」「〜にいる」という意味の「〜なう」も流行語に。3日から10日まで、沖縄でも日米共同演習。米軍「演習なう」、住民「爆音なう」。いつまで同じことが続くのか
▼来年こそ県外移設が「ととのいました」といきたいのだが。


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