消費者金融大手を財務監視 金融庁、武富士破綻で金融庁が消費者金融大手やクレジットカード大手を対象に、財務面の本格監視に着手したことが11日、明らかになった。借り手が払いすぎた利息(過払い金)の返還が経営の重荷になっている上、6月の改正貸金業法の完全施行で融資の絞り込みを迫られ、貸金業者の経営環境は急速に悪化。消費者金融大手の武富士が9月に経営破綻しており、金融庁は大手の経営動向への監督を強めることにした。 監視対象となっているのは、アコムやプロミス、アイフルといった消費者金融大手や、三菱UFJニコスなどのキャッシングサービスを取り扱うクレジットカード大手。過払い金返還による支払い費用の増減を中心に資産内容や資金繰りを精査している。 【共同通信】
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