長野県山ノ内町の渋温泉が、人気ゲームソフト「モンスターハンターポータブル3rd」を発売したカプコンと協力し、温泉街をゲームの舞台「ユクモ村」に見立てたイベントを23日から展開する。
同社が全国の温泉街から「古い街並みや石畳が(ゲーム想定と)そっくり」と選んだ。ソフトは出荷200万本を超える人気で、クリスマス宿泊プランは発売10分で完売、イベント電車も登場した。
専用パスを買うと、みんなでゲームができる集会所や、普段は開放されない温泉に入れるなどの特典もある。地元旅館組合は「ゲーム中の主人公と同じようにゲーマーも疲れを癒やして」。【小田中大】
毎日新聞 2010年12月14日 19時11分(最終更新 12月14日 19時21分)