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【愛知県知事選】「民主王国」背水の陣 蓮舫氏ら閣僚続々2010年12月12日 ◆各陣営「河村−大村連合」に包囲網
来年2月の愛知県知事選に向け、民主党が危機感を強めている。11月の福岡市長選など地方選で連敗続き。「民主王国」で知事選をとれなければ、その後の統一地方選に“負の連鎖”が波及するとの懸念が高まり、閣僚や党幹部を投入する挙党態勢を加速する。 「いろいろ批判はあるが、原点に戻って国を変えていきます。それには、国と地方が一緒にならなければ」 11日夕、蓮舫行政刷新担当相の歯切れよい語りに、400人以上が詰め掛けた同県豊明市のホールは割れんばかりの拍手に包まれた。その横で同党推薦の元総務省審議官、御園慎一郎氏(57)がいすから立ち、深々と頭を下げた。 御園氏はこの日、地元の山尾志桜里衆院議員の国政報告会に参加した蓮舫氏と、4つの会場をはしご。「地方が自分たちのことを決め、国に球を投げれば、ちゃんと投げ返してくれる政府が待っている」。政権与党との距離の近さを強調した。 菅直人首相の支持率低下など逆風の民主。それでも、7月の参院選は全国で苦戦する中、愛知で現有2議席を死守し、「王国」での地力を見せた。 御園陣営が目下のライバルとみるのは、河村たかし名古屋市長と連携する大村秀章衆院議員(50)。地元国会議員の一人は「組織力を生かして普通に戦えば負けるはずがない」と強気だが、パフォーマンスや話題作りがうまい両氏だけに「相手の土俵には乗りたくない」(県連関係者)。御園氏の知名度不足も否めず、ベテラン県議は「政権与党とのつながりと、地味でも政策を訴えていくしかない」と正攻法の戦いを口にする。 12日の事務所開きには岡田克也党幹事長が出席。15日のパーティーでは片山善博総務相との対談を予定し、てこ入れを図る。
一方、他党の立候補予定者もこの日、「河村−大村連合」への包囲網を強めた。 自民党県連が推す元総務省課長補佐の重徳和彦氏(39)は、かつて所属した岡崎高ラグビー部のOB会で「メディアを使うのが大得意の代議士が自民を飛び出し、暴れだしている」とチクリ。「自民を離れる方なので、支援は私に一本化される。自民プラスアルファのグループで運動していく」と自信をみせた。 共産党が推す医師の土井敏彦氏(64)は名古屋市のJR金山駅前で初めて街頭に立ち「中小企業を元気にし、若者の就職難を何とかしたい。お金がないことで十分な医療、介護を受けられない現状を変えたい」と訴えた。 みんなの党の薬師寺道代氏(46)は12日、名古屋市内で同市議選候補予定者らと街頭に立つ予定だ。 PR情報
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