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帝国電網省 ―――――――――― by 竹下義朗さん

この記事中の画像は全て「帝国電網省」の該当ページより転載しています。
☆ 対日賠償請求権を日本が認めて困るのは韓国だ ―― 2010/09/22
ーーー昭和40(1965)年6月22日、東京。

この日、日本側の椎名越三郎[しいなえつさぶろう]外相・高杉晋一首席代表と
韓国側の李東元[イドンウォン]外務部長官・金東祚[キムドンジョ]特命全権大
使の日韓両国全権により「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」
が調印され、同年12月18日に発効しました。

これが所謂「日韓基本条約」と呼ばれるもので、この条約の発効により、日本
と、明治43(1910)年8月29日の日韓併合以来、日本の一部であり、戦後の
昭和23(1948)年8月12日、南朝鮮に独立建国した韓国との間に正式な国交
が樹立されました。

そして日韓基本条約により、日韓両国は互いに相手国に対する賠償(補償)請求
権を放棄。日本は韓国に対しそれに代わる措置として、「財産及び請求権に関
する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定=通称
日韓請求権並びに経済協力協定」に基づき、

無償金3億米ドル=当時の為替レート1ドル≒360円から換算して約108
0億円・円建て有償金2億米ドル=同≒720億円・民間借款3億米ドル=同
≒1080億円、合計8億米ドル=同≒2880億円にも及ぶ莫大な資金供与
と融資を行いました。

韓国はこれを「財産と対日請求権問題解決における賠償及び補償と経済協力」
であると位置付けましたが、現在の我々には想像すらつかないかも知れません
が、

当時の韓国は、日本統治時代に重工業地帯として開発された北朝鮮に、国力で
大きく水をあけられた世界屈指の最貧国で、その韓国に対して日本は「独立祝
賀金と途上国支援」の名目で巨費を供与したのです。

----日本が供与した無償金3億米ドルは、当時の韓国の国家予算3億米ドルに
匹敵した。

さて、このように、日韓基本条約の締結により、日韓両国は互いに相手国に対
する賠償請求権を放棄、国家、個人の別なくこの問題は完全に決着済みの筈で
した。

実際、韓国側議事録に於いて、個人の賠償請求権は完全に解決されている旨謳
[うた]われており、日本が供与した資金を韓国政府が自国民への補償にどれぐ
らい使ったかという問題は、はっきりいえば韓国の「内政問題」であり、

それらが「流用」されて「漢江[ハンガン]の奇蹟」と呼ばれる韓国経済の発展
が為された事で、個人補償がなおざりになったからといって、そのツケを日本
が払わねばならない理由は本来どこにもありません。

しかし、盧武鉉[ノムヒョン]政権以降の韓国では、所謂「従軍慰安婦」や樺太
残留韓国人、韓国人被爆者に対する補償は別問題であるとか、条約により「法
的な賠償責任」は決着済みだが「道義的な賠償責任----とはいえ、結局は“金
銭的補償”なのだが」は、今尚、日本にあるなどという主張が当然の如く為さ
れています。

しかし、前回の小論「日本が併合無効を認めたら困るのは韓国だ」に於いて、
韓国側主張の「日韓併合条約無効論」を日本が認めて困るのは実は韓国側であ
ると指摘したのと同様、

「日韓基本条約」や「日韓請求権並びに経済協力協定」を破棄して、補償請求
権問題を蒸し返されて困るのも、実は日本側ではなく韓国側なのです。

という訳で、今回は、カネの絡んだこの問題についてメスを入れてみたいと思
います。

「日韓基本条約」や「日韓請求権並びに経済協力協定」により決着済みの補償
請求権問題を蒸し返す事で、日韓孰[いず]れが深刻なダメージを被るのか?

これは、ーーー結論から言えば日本側ではなく韓国側です。

では、それは一体どういうことなのか?

韓国──かつて「大韓帝国」と呼ばれていた──は、明治37(1904)年8月2
2日締結の「第一次日韓協約」により、日本政府の推薦者を韓国政府の財政・
外交顧問に迎える事を約し、翌明治38(1905)年11月17日締結の「第二次
日韓協約=日韓保護条約・乙巳[ウルサ]條約とも呼ばれる」により、日本によ
る外交権接収・保護国化を受け容れ、

更に、明治40(1907)年7月24日締結の「第三次日韓協約」により、内政権
も日本に接収され、明治43(1910)年8月22日締結の「日韓併合条約」によ
り、韓国は日本と合邦、大韓帝国は地図の上から消滅しました。

この一連の動きを、コリアンは一方的に、帝国主義下の日本による朝鮮半島に
対する侵略と強制的併合と断罪しますが、私は彼等に対し、ちょっと待ってく
れ!!と言いたい。

そして日韓併合後、彼等言うところの「日帝三十六年」の間、日本は朝鮮半島
を蹂躙し、彼等コリアンを苛斂誅求[かれんちゅうきゅう]搾取に搾取し、塗炭
の苦しみを与えたという史観に疑義を唱えたい。

ーーーその一つの傍証として、以下に幾つかの数字を提起したいと思います。

日本の朝鮮半島への財政負担
(崔基鎬著「日韓併合─韓民族を救った日帝36年の真実」より)

1.併合前(保護国時代) 旧大韓帝国政府の歳入に計上
┌───────┬──────┬─────────┬──────┐ │   年度   │日本の立替金│日本政府の直接支出│   計  │ ├───────┼──────┼─────────┼──────┤ │明治40(1907)│   177万円│    約2,500万円│ 約2,700万円│ ├───────┼──────┼─────────┼──────┤ │明治41(1908)│   526万円│    約2,600万円│ 約3,100万円│ ├───────┼──────┼─────────┼──────┤ │明治42(1909)│   465万円│    約1,600万円│ 約2,100万円│ ├───────┼──────┼─────────┼──────┤ │明治43(1910)│   260万円│     2,242万円│ 約2,500万円│ ├───────┼──────┼─────────┼──────┤ │   計   │  1,428万円│    約9,000万円│約1億400万円│ └───────┴──────┴─────────┴──────┘
2.併合後(朝鮮総督府施政下) おおよそ朝鮮の歳入の2/3を日本が負担
┌────┬──────┬─────┬──────┬───────┐ │ 年度 │公債・借入金│ 補充金 │日本負担分計│朝鮮人自体の │ │    │      │     │      │税金と印紙収入│ ├────┼──────┼─────┼──────┼───────┤ │明治44│  1,000万円│ 1,235万円│  2,235万円│   1,330万円│ ├────┼──────┼─────┼──────┼───────┤ │大正1 │  1,490万円│ 1,235万円│  2,725万円│   1,468万円│ ├────┼──────┼─────┼──────┼───────┤ │大正2 │  1,110万円│ 1,000万円│  2,110万円│   1,562万円│ ├────┼──────┼─────┼──────┼───────┤ │大正3 │   764万円│  900万円│  1,664万円│   1,854万円│ └────┴──────┴─────┴──────┴───────┘
上の表は日韓併合前後の韓国(併合後は朝鮮と呼称)の財政に対する日本側負担 額を表したものですが、第三次日韓協約が締結された明治40年から日本が韓 国を併合した明治43年までのたった4年間に限ってみても、 韓国政府の歳入に充当、計上された金額は約1億400万円。仮に当時の1円 が現在の2万円に相当するとして計算すると・・・現在の金額にしておよそ2 兆1千億円!! しかも、併合後も公債や借入金、補充金の名目で日本本国政府から朝鮮総督府 に対し、歳入の3分の2に相当する金額が補填されていたのです。 コリアンは「日本の植民地支配により搾取された」と主張していますが、これ 程の巨費を「植民地」に補填し財政を支えた「宗主国=本国」は世界広しと雖 [いえど]も大日本帝国しかありません。 繰り返しますが、コリアンは「日本の植民地支配により搾取された」と主張し ています。しかし私から見れば、 「日帝三十六年の間、搾取されていたのは日本人のほうだ!!」 =「植民地」に「宗主国」がカネを毟[むし]り取られていた!! 朝鮮と同じく総督府施政下にあった台湾に於いて、今尚、人々から慕われてい る一人の日本人がいます。その名を八田與一[はったよいち]といいます。 土木技師であった八田は、台湾南部、嘉南平野の灌漑整備の為、現在、「珊瑚 潭[さんごたん]」の美名で呼ばれる当時世界最大のダム烏山頭[うさんとう]貯 水池の建設に尽力。 ┌-------- 珊瑚潭(烏山頭ダム): http://aizax.fc2-rentalserver.com/photo2/td/100920_1.jpg 台湾台南県の烏山嶺に大正9(1920)年着工〜昭和5(1930)年に完成したダム。 昭和11(1936)年、米国フーバーダムの完成まで世界最大規模を誇った。 そしてこのダムの完成により、嘉南平原の灌漑能力は飛躍的に改善され、米の 生産量も大幅に拡大。 ダム建設を含む一連の事業は「嘉南大{土+川}[たいしゅう]」と呼ばれる。 └-------- 戦後、台湾が国民党政権に統治されるようになっても彼の業績は現地民から高 く評価され、彼の命日である5月8日には毎年慰霊祭が行われている程です。 ┌-------- 八田與一(明治19/1886〜昭和17/1942) http://aizax.fc2-rentalserver.com/photo2/td/100920_2.jpg 石川県出身の水利技師で、明治43(1910)年に渡台。主要都市の上下水道や灌 漑の整備で手腕を振るった。とりわけ嘉南大{土+川}に於ける功績は大きく、 烏山頭ダムを見下ろす場所に顕彰銅像が地元有志の手で建立された他、台湾の 歴史教科書にも取り上げられている。 └-------- それに引き替え、八田に勝るとも劣らず尽力したにも関わらず、その業績が現 在の韓国に於いて全くと言ってもよい程、評価されていない人物がいます。 その名を目賀田種太郎[めがたたねたろう]といいます。 彼は明治37年締結の「第一次日韓協約」に基づき、日本政府が韓国政府に派 遣した財政顧問ですが、彼の下[もと]で破綻寸前であった韓国財政救済の為、 前述の通り、日本からの莫大な財政支援が為されたのです。 その内容はといえば、日本国民の血税から、韓国政府に対し無利子・無期限の 資金を立て替え、例えば、明治40年度に於いて、僅か748万円しかなかっ た韓国の国家財政に対し、必要な歳出額3千万円以上との差額2300万円を 日本が拠出負担するという具合で、 日本の財政的支援がなければ、体制=王朝であり国家)の維持すらままならな かったというのが現実でした。しかも、司法・警察・駐留日本軍の経費も全て 日本の負担----現在、駐留米軍に対して日本が負担している所謂「思いやり予 算」に相当するものを、当時の日本は一円たりとも韓国に求めてはいない---- まさに日本は「保護国」であった韓国を文字通り「保護」し続けた訳です。 ┌-------- 目賀田種太郎(嘉永6/1853〜大正15/1926) http://aizax.fc2-rentalserver.com/photo2/td/100920_3.jpg 江戸本所生まれ。明治37(1904)年、第一次日韓協約締結に基づき韓国財政顧 問に就任。同40(1907)年には韓国統監府財政監査長官となり破綻寸前であっ た韓国の財政支援に尽力した。 └-------- そして、目賀田の後も、日本は朝鮮の財政を支援し続け、明治43年から昭和 19年までに日本政府が発行した公債の総額は21億6566万円←日本銀行 調査統計局出所の企業物価戦前基準指数を基に計算。664.6(平成21年) ÷3.503(昭和20年)=189.723倍。 つまり、昭和20年当時の1円は現在の凡そ190円に相当。これを基に現在 の金額に換算すると約4115億円。 そのうち償還された額は7億2595万円(同約1380億円)なので、未償還 額は14億3971万円(同約2735億円)ということになります。 更に、立替金その他、日本からの直接支出及び補充金を合わせると、その総額 は実に20億7892万円。 朝鮮に対する日本の投資額 (崔基鎬著「日韓併合─韓民族を救った日帝36年の真実」より) 立替金その他  1億 400万円 補充金     5億3521万円 公債未償還  14億3971万円 ―――――――――――――――――――― 合計     20億7892万円 現在の金額に換算すると、なんと、 3950億円!! そして、この莫大な金額の請求権を日本は「日韓基本条約」締結に際し放棄。 しかも、 単に放棄しただけでなく、有償・無償合わせて8億ドル≒2880億円=企業 物価戦前基準指数《664.6(平成21年)÷359.4(昭和40年)=1. 849倍》を基に現在の金額に換算して、 5325億円!! もの巨費を韓国に対して供与・融資した訳で、とどのつまり、日本は韓国に対 して、 借金返済を全額免除してやった挙げ句、借金額以上の御祝儀まで包んでやった 訳です――――。 つまり視点を変えれば、現在の韓国が対日請求額をどのぐらい見積もるのか分 かりませんが、日本は、当時「世界屈指の最貧国」であった韓国に対し、およ そ4千億円にも上る対韓請求額(後述するがこの金額が全てではない)を、 まともに請求すれば経済発展を阻害するどころか、国家財政の完全な破綻によ り文字通り韓国が滅亡する事を充分弁[わきま]え、「韓国の為に互いの賠償請 求権を放棄」する道を選んだといえるのです。 ----もしも互いの請求権を認めた場合、日本が韓国に支払う金額よりも遙かに 莫大な金額を、韓国は日本に支払わなければならなかった---- その事を知ってか知らずか、現在の韓国はまさに言いたい放題ですね。(苦笑) ーーーしかし、補償請求というものはなにもカネだけとは限りません。モノも あります。 現在、朝鮮半島に張り巡らされている幹線鉄道網。 例えば、首爾[ソウル]と仁川[インチョン]とを結ぶ京仁線[キョンインソン]総 延長38.9Km)や、首爾と釜山[プサン]とを結ぶ京釜線[キョンプソン]総延 長450.6Km)、首爾と新義州[シニジュ]とを結ぶ京義線[キョンウィソン] 総延長499.3Km)、 は、いずれも韓国(大韓帝国)が日本の保護国であった時代──つまり、日韓併 合以前に日本の資本と技術の全面的支援によって建設されたものです。 ┌-------- 日本によって朝鮮半島に建設された鉄道網 http://aizax.fc2-rentalserver.com/photo2/td/100920_4.jpg (崔基鎬著「日韓併合─韓民族を救った日帝36年の真実」より) └-------- また、現在は北朝鮮領ですが、咸鏡南道長津郡の赴戦江[プチョンカン]ダム= 昭和元(1926)年着工〜昭和5(1930)年完成 発電能力:50万kW、 長津江[チャンジンガン]ダム=昭和10(1935)年着工〜昭和12(1937)年完成 発電能力:33万kW、 平安北道[ピョンアンプクド]の鴨緑江[アムノッカン]にある水豊[スプン]ダム =昭和12(1937)年着工〜昭和19(1944)年完成 水力発電能力は当時世界最 大級の64万kW。 ┌-------- 水豊ダム: http://aizax.fc2-rentalserver.com/photo2/td/100920_5.jpg 昭和12(1937)年、満州と朝鮮の電力確保の為、日満国境の鴨緑江に建設され た巨大ダム。湛水面積が琵琶湖の半分に匹敵する巨大人造湖「水豊湖」に併設 された水豊水力発電所は、7基の発電機を有し、当時世界最大級、64万kWの 発電能力を誇った。 └-------- といったダム及び大規模水力発電所が次々と建設され、朝鮮半島の電力需要を 賄ったのですが、これらは全て「日帝時代」に着工・完成したもので、その建 設に尽力したのは日本窒素の専務を務めた大実業家・野口遵。 ┌-------- 野口遵[のぐちしたがう](明治6/1873〜昭和19/1944) http://aizax.fc2-rentalserver.com/photo2/td/100920_6.jpg 金沢生まれの実業家で、日本十五大財閥の一つ、日本窒素肥料(現チッソ)を中 核とする日窒コンツェルンの総帥。朝鮮への進出後、現地に朝鮮水力電気と朝 鮮窒素肥料の二社を設立し、大規模水力発電所や興南化学コンビナートの建設 を手掛け、朝鮮の重化学工業発展の礎を築いた。 └-------- 当然の事ながら建設に当たっては日本の資本が惜しみなく投下されたのです。 この他にも、道路網、水利・灌漑設備、港湾設備、電信・電話といった近代的 インフラが次々と整備され、朝鮮半島は「日帝三十六年」の間に李朝時代から は想像もつかない程の変貌を遂げました。 しかし今日[こんにち]、これら各種インフラがあたかもコリアン自身が独力で 整備したが如く捉えられており、「日本の尽力・貢献」は全くもって評価され てはいません。これは一日本人としても、どうしても納得がいきません。 祖先の偉業が評価されるどころか、逆に「過去の植民地支配に対する補償」等 という妄論をコリアンが声高に叫ぶのであれば、我々日本人もこう声高に叫ば ねばなりません。 「日帝時代に整備された各種インフラの建設費を日本に返還せよ!!」 ダム・水力発電所にしろ、道路網、水利・灌漑設備、港湾設備、電信・電話に しろ、いずれも憎[にっく]き「日帝」の産物なのですから、旧朝鮮総督府庁舎 を破却したが如く、全て破壊し元の状態──早い話が更地[さらち]──に戻し たら如何か? そこまで完膚なきまで「日帝時代の残滓[ざんし]」を排除した上で、やれ反省 だの、謝罪だの、補償だのというのであれば、多少は聞く耳も持ちますが、 「日帝時代の遺産」の上に胡座[あぐら]をかいた状態で、日本に対し過去に対 する補償をせよ!と言うのであれば、日本も正々堂々とこう言えばよい。すな わち、 日本は韓国に対する補償に応じる。但し、 韓国も対日債務約4千億円、及び、日本が残してきた資産を返還せよ!! 韓国側は軽々[けいけい]に対日賠償請求権云々と話を蒸し返しますが、いざ、 日本が本気でこの問題に応じた時に困るのは日本側ではない。むしろ、韓国側 なのだということを認識しておくべきです。 でなければ、後で吠え面[ほえづら]をかく事になるでしょう。この事を韓国民 ・韓国政府に対し、老婆心ながら御注進申し上げつつ、本小論を締め括りたい と思います。 ――― 余談つれづれ 平成21(2009)年度の韓国国家決算に於ける一般・特別会計総歳入額は、26 1兆3千億ウォン≒21兆8500億円。それに対し、終戦時、日本が朝鮮半 島に残してきた総資産は約891億2千万円と言われています。 これを前述同様、企業物価戦前基準指数=664.6(平成21年)÷3.50 3(昭和20年)=189.723倍を基に計算し直すと、現在の金額にしてな んと 約17兆円!! つまり、簡単に言うと、 終戦時、日本が朝鮮半島に残してきた総資産は、 現代韓国の一般・特別会計総歳入額にほぼ匹敵する!! これ程の巨額になると、バブル全盛期の日本でもおいそれと払える金額ではあ りません。翻[ひるがえ]って、債務の清算方法は大まかに三通りあります。 第一は地道でもなんでも「返済」していく道。第二は物納等の「財産差し押さ え」、そして第三は債権者による「債権放棄」或るいは債務者による「自己破 産」という道です。 きちんと返済していくのであれば問題ありませんが、第二・第三の道を選択す るとなると話は変わってきます。 国家が「自己破産」すれば、その国の信用は地に堕ち、当然、その国の通貨で の決済は認められず、事実上、外国との貿易も困難となります。 では第二の道──つまり「財産差し押さえ」となるとどうなるのか? 国家予 算に匹敵する巨額となると並大抵のモノでは差し押さえの対象にすらなりませ ん。そうなると最終的には「土地の明け渡し」=「領土の割譲」ということに なるのでしょうが、金額が金額ですから、もはや一国の領土全てを割譲せざる を得ないでしょう。ーーーとなると、 「第二の日韓併合」 ということにでもなるのか? いやいや、 たった36年間の統治ですらある事無い事言う民族・国家なのですから、形式 が「併合」にしろ「合邦」にしろ、一日本国民として二度と一つの国になるの は御免被[ごめんこうむ]りたい。===こちらから願い下げですね。                         = この稿おわり =
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┌──────────「lonsome carboyさん」 韓国や中国に対して持つ一種の嫌悪感は、この道理の通らなさや、事実を直視 しないで要求ばかりする厚顔無恥さにあるのです。腹立たしい事だらけ。 福沢翁の言葉を借りると「日本の不幸はシナチョウセンである」ですね。地形 上逃れられない位置にいるので関わらない訳にはいかないでしょうが、本当に 距離を置きたい人々です。 └────────── ┌──────────「権兵さん」 まあこの建も事実誤認の多い話で、もう「大馬鹿論」としか言いようがない。 日本の出超だと言うが、全て日本の為の出超であること。 鉄道 港 電力などなど全て日本の為に投資したものい。 投資額以上の収奪をしている。人的物的に収奪している。 日本はそれほどお人好しな国ではないし、植民地から収奪するのは当然なこと であり、日本もそうしたのだよ。ーーー妄言ここに極まれりだな。 └──────────
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