記事入力 : 2010/12/15 11:02:42
「延坪島砲撃と天安沈没事件、正義を基準に調査」
国際刑事裁判所オカンポ首席検察官
国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ首席検察官は今月8日、米国ニューヨークの国連本部で約20カ国を対象に開催された会議で、「北朝鮮による延坪島砲撃と哨戒艦『天安』沈没事件に対し、政治的な考慮よりも、正義を基準として調査する」と述べた。ICCは延坪島砲撃発と「天安」沈没事件に対する予備調査に着手した。
韓国側代表として会議に出席したキム・ジュンヒョン検事(駐国連本部法務協力官)によると、オカンポ検察官は、予備調査を経て公式捜査を行うかどうかを決める基準について、「証拠分析や管轄権の検討など、法的判断を行った後、事案の重大性と被害者の利益を検討する」と話したという。
柳井(リュ・ジョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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