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2010年12月14日(火) 19:37 |
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トレーを使わず精肉を販売
岡山市内のスーパーが精肉商品にトレーを使わず、フィルムで包装する「ノン・トレー」による販売を14日から始めました。 中四国のスーパーでは始めての試みで、ゴミやCO2削減など環境面でも期待が寄せられます。
「ノン・トレー」での販売を始めたのは、岡山市北区のグランドマート津高店です。 14日から豚肉・鶏肉など精肉6商品が、トレーではなくフィルムで包装されています。 フィルム包装は、トレーの使用に比べ、ゴミの量を10分の1程度に抑えられ、CO2排出量も3分の1程度削減できるといった環境に配慮したものです。 フィルム包装は、店にとっては良いことばかりではありません。 トレーと比べ、包装の手間が3倍必要とするなど、コスト面での課題もあります。 しかし、昨年2月に始まった岡山市のゴミ袋有料化のなか、フィルムはゴミ袋の中でかさばらないなどの、客に付加価値を提供できるといったメリットもあります。 スーパーでは当面トレーとフィルムの2種類を並べ、同じ価格で販売を続け、客の反応を見ながらフィルム包装の商品を増やしていきたいと話しています。
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