中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

携帯販売店を覆面調査 フィルタリング説明の実情探る

2010年12月14日 夕刊

 有害サイトの閲覧を規制する携帯電話の「フィルタリング」について、警察庁は、全国の警察官が14日から携帯電話の販売店を訪れ、販売時の説明実態を覆面調査することを決めた。18歳未満の子どもを持つ親に、フィルタリングの必要性を正しく説明しているかなど実情を探り、普及に向けて今後の課題を検討する。

 調査は各県あたり30店以上で実施。警察官が身分を明かさずに私服で訪れ、子どもが使う携帯電話の購入を装い、販売員の説明をチェックする。

 チェック内容は、販売店側が使用者の年齢確認をしているか、子どもの使用する携帯電話はフィルタリング利用が原則であることを説明できているか、年齢やフィルタリングの種類に応じた説明ができているか−などを点検する。

 調査終了後に警察官であることを明かし、販売員の説明に対する評価を伝えたり、今後のフィルタリング普及に向けた協力を依頼する。

 内閣府が今年4月に公表した調査結果では、フィルタリングの利用率は中学生で5割強、高校生は4割だった。

 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ