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ウェザーニューズ過労自殺裁判 和解が成立
大蔵海岸陥没事故 遺族が三度、法廷で訴え
平松市長就任3年 「覚悟」を語る
和歌山・小学校の近くでツキノワグマ捕獲
薬物事件担当の弁護士による覚せい剤所持事件 弁護士は無罪主張
“暴言”取り調べ 脅迫罪での立件視野に年内に最終判断へ
徳島市バス運転手が他人の車を飲酒運転し事故
「大たこ」に業務妨害で大阪市職員が逮捕
赤穂義士祭に7万人
アパートの一室焼く 男性の遺体
ツキノワグマ 仕掛けたオリに捕獲
京都でマンション火災 子ども4人病院に搬送 
死亡ひき逃げ 手配の男逮捕
弁護士の被告 覚せい剤所持を認める
国宝・彦根城で「すす払い」
小学生が「たくあん」の漬け込み
最終更新日時:2010年12月15日 00:25
 

ウェザーニューズ過労自殺裁判 和解が成立

会見する遺族と弁護士(京都地裁)
気象情報会社に勤務していた男性が過労で自殺したとして、遺族が約1億円の損害賠償を求めていた裁判で14日、和解が成立しました。
この裁判は千葉市の気象情報会社「ウェザーニューズ」に勤めていた男性(当時25歳)がおととし自殺したのは、半年で900時間を超える時間外勤務が原因だとして、男性の遺族が会社に約1億円の損害賠償を求めていたものです。
原告の弁護士によりますとウェザー社は裁判で自殺の責任を認めて謝罪し、労務管理を見直すと共に、和解金を支払うことで和解が成立したということです。
自殺した男性の兄は「気象業務に携われる人にとって働きやすい環境になるようにしてほしい。それが亡くなった弟が望んでいることだと思う」と話しました。
ウェザー社は「今後、会社全体で働き方を見直していく」とコメントしています。
( 2010/12/15 0:25: 更新)
大蔵海岸陥没事故 遺族が三度、法廷で訴え

事故があった海岸(兵庫・明石市)
兵庫県明石市で砂浜が陥没し女の子が死亡した事故の裁判で、遺族が三度法廷に立ち「責任の所在をはっきりさせて欲しい」と訴えました。
この事故は2001年12月、明石市の人工の砂浜が陥没し、生き埋めになった金月美帆ちゃんが5歳で死亡したものです。
業務上過失致死の罪に問われた国交省の元課長ら4人に対し、大阪高裁と最高裁は「事故は予測できた」として一審の無罪判決を破棄し、審理がやり直されています。
14日は父親の一彦さんが法廷に立ち、「事故が再び起こらないよう、責任の所在をはっきりさせる判決を望む」と訴えました。
一彦さんは会見で「公の場で管理する人たちは危機管理を持ってやる必要があると有罪判決が出れば、安全管理が全国で見直されると思う」と話しました。
判決は来年3月に言い渡されます。
( 2010/12/15 0:23: 更新)
平松市長就任3年 「覚悟」を語る

「統一地方選終わって自分なりに結果分析して判断する」と市長選挙不出馬の可能性を明らかに
就任から丸3年を迎える大阪市の平松市長が、インタビューに応じました。この1年は、大阪府の橋下知事との対立がなにかと話題になりましたが、来年春の統一地方選挙に向けて、ある「覚悟がある」ことを明らかにしました。【平松市長】「(Q橋下さんにおっしゃりたいことは?)早くま、あ、言わんとこ。ハハハ、危ない、ハハハハハ。これは、カメラ回っていたら言いません」間もなく就任4年目を迎える平松市長。この1年を「乱」と表現した通り、やはりあの人に大いにかき乱された年になりました。【橋下知事】「鬼は外、福は内。今年の鬼?平松市長」突然始まった、橋下知事による平松市長への猛攻撃。その理由は、「大阪都構想」です。橋下知事は、強大な権限を持ちながら、無駄が多い大阪市を解体し、大阪全体の指揮官を都知事ひとりにすべきだというのです。【平松市長】「一緒にやれることは何ぼでもあるのに、なぜ急に攻撃をされるのかが全く分からない。余計なことで邪魔せんといてと、そういう気持ちにはなりました」対する平松市長は、職員や外郭団体の削減など、新たな市政改革案を次々と発表。対抗心をむき出しにしました。しかし橋下知事も最近になって自ら大阪市長になる考えに言及するなど、攻撃は緩みそうにありません。【橋下知事】「『こういうことをやるんだと、これが必要なんだ』っていうことを持ったトップがやっぱり政令市のトップにつかないと。やっぱり平松市長にはやっぱりそれが感じられません」【平松市長】「ひとつひとつ反応することはやめた」知事の攻撃には慣れっこ、とばかりに冷静さを見せる市長ですが、「大阪都構想」が大きな争点となる統一地方選挙まで、あとおよそ4か月です。自民、民主などを応援する平松市長対、「大阪維新の会」の橋下知事という、まさに雌雄を決する戦い。平松市長は大きな覚悟も口にしました。【平松市長】「本当に、統一地方選挙で、多くの皆さんが大阪市潰したらええねんという風に市民が判断するという状況になれば、私のこの方向性というは続けられない訳じゃないですか。4月の統一地方選終わって自分なりにその結果を分析して、判断すると」統一地方選挙で、大阪維新の会が大幅に議席を伸ばした場合、来年の市長選挙に出馬しない可能性を表明したのです。橋下知事対策に追われながらも、今後、街頭犯罪や放置自転車対策など、目に見える成果もあげて存在感を示したい平松市長。【平松市長】「これからの大阪市は、ますます目が離せない存在になるという思いで取り組みたいですね」来年も激動の年になりそうです。
( 2010/12/14 19:55 更新)
和歌山・小学校の近くでツキノワグマ捕獲

クマはやまに放された
今月に入ってクマの出没が相次いでいる和歌山県有田川町で、14日夜、住宅の裏の畑に仕掛けたオリにツキノワグマが捕獲されているのが見つかりました。14日午後9時ごろ、有田川町に住む男性(64)が、家の裏の畑に置いたドラム缶のオリの中に、体長およそ1メートル30センチ、体重55キロのオスのツキノワグマが入っているのを見つけました。【第一発見者】「ロープかけるのも怖かったけど、何とか逃げないようにしないと。逃げられることの方が怖い」有田川町粟生地区では、クマの出没情報が今月だけで7件あり、近くには小学校もあるため、県が、今月10日に捕獲用のオリを設置したところでした。和歌山県内では、ことし、去年の10倍以上の、88件のクマの出没情報があり、ワナやオリで捕獲されたのは7頭になります。捕まったツキノワグマは、県のガイドラインに従い、山に放されました。
( 2010/12/14 19:51 更新)
薬物事件担当の弁護士による覚せい剤所持事件 弁護士は無罪主張

「覚せい剤はカバンに入れられた」と無罪主張
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多くの薬物事件の弁護を務める弁護士が、覚せい剤を所持した罪に問われた裁判が始まり、この弁護士は「共犯の男にカバンに入れられ、拒否できなかった」として無罪を主張しました。起訴状によりますと、弁護士の久万知良被告(70)はことし10月、大阪市北区で共犯の男とともに覚せい剤およそ4グラムを所持していたとされます。初公判で久万被告は「覚せい剤は共犯の男が運転する車に乗っている時にカバンに入れられたもので、拒否すれば男が事故を起こしかねずやむを得なかった」と無罪を主張しました。一方、検察側は冒頭陳述で「久万被告は、覚せい剤のことで職務質問を受けていた男に「逃げろ」と助言して一緒に車で逃げ覚せい剤を隠すつもりで自分のカバンに入れさせた」と指摘しました。【久万弁弁護士】「(共犯の男は)助けてくれ助けてくれみたいな。(Q勝手に入れた?)Aそうですね。」久万被告は自身のHPで「『覚せい剤の久万』という異名を持っています」などとPRしていて、現在も薬物事件の弁護を担当しています。
( 2010/12/14 19:50 更新)
“暴言”取り調べ 脅迫罪での立件視野に年内に最終判断へ

警察官には「威圧感がすごくあった」と被害者の男性
大阪府警の警察官が、取調べの際に暴言を浴びせ自白を強要したとして告訴されていた問題で、大阪地検は脅迫罪での立件を視野に捜査を進め、年内にも最終判断することが分かりました。

【聴取時の警部補】「殴るぞお前。手え出さんと思ったら大間違いやぞコラ!おお?」
告訴されているのは、大阪府東警察署の警部補(34)と巡査部長(32)です。
告訴状によりますと2人は今年9月、落し物の財布を横領した疑いで30歳代の男性会社員から任意で事情を聴いた際、暴言を浴びせ自白を強要したとされます。
【聴取を受けた男性】「ぐわーっと(取調室の)四隅に追いやられて、近くに顔を持ってこられて。本当に耳がキーンとなるくらいの大きい声で…。すごい形相で体格もいい刑事さんだったので、威圧感がすごくあった」
関係者によりますと、告発を受けた大阪地検特捜部が、警察官2人から事情を聴くなど捜査した結果、警部補の「殴るぞお前」などといった暴言は脅迫罪にあたる可能性があるとみています。
一方、男性が主張していた暴行については確認できませんでした。
今後、検察の内部で協議を重ね、立件について年内にも最終判断するということです。
【聴取時の警部補】「お前の家も全部ガサ(捜索)行くぞ!奥さんや子どもを、俺は調べんでええんちゃうかって思ってるんや、俺はな。俺は調べんでええんちゃうかって思ってんねん!警察来たら全部崩れんぞ!座れ!はよ座れコラ!(やめてください!)分からんなら勝負せえや警察と!勝ったるわい!」
【聴取を受けた男性】「その時に子どもが頭に浮かんで、“子どもだけは何とかしないと”と。いっぱい友達もできて楽しく遊んでいるのに、こんなことで壊してはダメだと思いました」
取調べでの捜査員の暴言が立件されるのは異例で、今後の取調べに影響を与えることになりそうです。
( 2010/12/14 19:45 更新)
徳島市バス運転手が他人の車を飲酒運転し事故

「代行(運転)さんですか」と聞かれ、「そうです」と答えて飲酒運転
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徳島市の市バス運転手の男が運転代行業者を名乗って他人の車を飲酒運転し、事故を起こして逃げたとして逮捕されました。
道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、徳島市交通局の市バス運転手溝田初男容疑者(48)です。調べによりますと溝田容疑者は、14日午前3時すぎ、運転代行業者を待っていた20歳代の女性に「代行さんですか」と声をかけられ、「そうです」と答えました。そして、酒を飲んでいるのに女性の車をおよそ1.4キロ運転し、徳島市富田橋7丁目の交差点でフェンスにぶつけ、車を放置して逃げた疑いが持たれています。溝田容疑者は容疑を認めています。
「全庁を上げて不祥事防止に取り組んでいる最中にこのような事件を起こしたことについて市民のみなさまに深くお詫び申し上げます。」(徳島市交通局の会見)
徳島市交通局は、事実を正確に把握した上で厳正に対処することにしています。
( 2010/12/14 19:44 更新)
「大たこ」に業務妨害で大阪市職員が逮捕

店員に暴言&たこ焼きに雨水かけて・・・
大阪市が強制撤去する方針を決めている有名タコ焼き店「大たこ」で、13日夜、傘を振り回して商品を濡らし営業を妨害したとして、大阪市の職員が逮捕されました。
13日午後11時ごろ、大阪・道頓堀のタコ焼き店「大たこ」で傘を振り回したこ焼きを濡らした男。「男は店員に因縁をつけたあと、さしていた傘でこのようにタコ焼きに水をかけたということです」当時店にいた人は「『日本一悪いたこやき屋はここか』て言うて…」実は「大たこ」は大阪市の土地を長年不法占拠してきたとして、最高裁に立ち退きを命じられていました。しかし、今も、1メートル横の市道で営業を続けているため、市が強制撤去する方針を固めているのです。従業員は「傘バーッと振り回して、焼いてるタコ焼きも置いてる物もめちゃくちゃになって」「『お前らみたいなのが俺に逆らって、どうなるか分かってるんか』と言っていた)」と話していました。威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、何と大阪市経済局の職員・中川悦司容疑者(48)。中川容疑者は当時酒を飲んでいて、警察の調べに対して「呼び込みの従業員の態度に腹が立った」と話しています。店長は「酔っぱらいの人がこういうことをしたのは、市長の発言が大きい」と話しました。路上で営業を続ける大たこに対し、「法秩序に対する挑戦」と批判してきた平松市長は…市長は「非常に残念。水を差す形になってるが、大たこに対する我々の姿勢は変わらない形で進めたい」と話しました。平松市長は、今回の事件とは関係なく店の強制撤去に踏み切る方針ですが、大たこ側は「店は撤去しない」としています。
( 2010/12/14 19:43 更新)
赤穂義士祭に7万人

12月14日は”討ち入りの日”です
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兵庫県赤穂市では、「忠臣蔵」で知られる赤穂四十七士の忠誠心をたたえる赤穂義士祭が行われました。

12月14日は、赤穂藩の浪士47人が、主君、浅野内匠頭の無念を晴らすため、吉良上野介邸に打ち入った日です。この祭は、赤穂四十七士の忠誠心を称え後世に伝えようと毎年、12月14日に行われているものです。
総勢約1600人が元禄時代の参勤交代を再現した大名行列に扮して、赤穂城跡周辺を練り歩きました。祭りのクライマックスは、火事装束に身を包んだ四十七士が、吉良上野介を打ち取り、主君が眠る泉岳寺に向かう場面です。
赤穂義士の人気は、今も昔も変わらないようで、赤穂市内は約7万人の人出で賑わいました。
( 2010/12/14 19:41 更新)
アパートの一室焼く 男性の遺体

コンロの火が男性の衣服に引火か
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14日朝、京都市山科区でアパートの一室を焼く火事があり、部屋から63歳の男性とみられる遺体が見つかりました。
午前7時すぎ、山科区西野今屋敷町の「アパートの一室から煙が出ている」と、近所の男性が消防に通報しました。
火は2階建てアパートの一室の一部を焼いて、約20分後に消し止められました。
部屋の玄関からは、体と衣服の一部が焦げた遺体が見つかり、警察は代田恒久さん(63)とみて確認を急いでいます。
台所にあった電気コンロが激しく燃えていて、これが火元とみられています。
コンロには鍋などを温めていた形跡がなく、暖房器具が一切なかったことから、警察と消防は代田さんが暖をとろうとして、衣服などに引火したおそれもあるとみて調べています。
( 2010/12/14 15:04 更新)
ツキノワグマ 仕掛けたオリに捕獲

和歌山県有田川町ではクマの出没が相次いでいた
クマの出没が相次いでいる和歌山県有田川町で13日夜、住宅の裏の畑に仕掛けたオリに、ツキノワグマが捕獲されているのが見つかりました。
13日午後9時ころ、住民の男性(64)が、裏の畑に設置されたドラム缶のオリの中に、体長約1メートル30センチ、体重55キロのオスのツキノワグマが入っているのを見つけました。
第一発見者の男性は、「(オリに)ロープをかけるのも怖かったけど、何とか逃げないようにしないと。(逃げられることの方が)怖い」と話しました。
有田川町粟生地区では今月だけでも、クマが出没したという情報が7件あり、近くには小学校もあるため、県が今月10日に捕獲用のオリを設置したところでした。
和歌山県内のクマの出没情報は、去年の10倍以上の88件あり、これまでに6頭がワナにかかって捕獲されましたが、オリに入ったのは今回が初めてです。
ツキノワグマは、県のガイドラインに従い山に放されるということです。
( 2010/12/14 15:10 更新)
京都でマンション火災 子ども4人病院に搬送 

原因は火遊びか
14日未明、京都市のマンションで幼い男の子4人が病院に運ばれた火事で、警察は出火原因は、子どもの火遊びの可能性もあるとみて調べています。
午前0時すぎ、京都市下京区にあるマンションで火事があり、壁や天井約10平方メートルを焼き、40分後に消し止められました。
この火事で、室内には2歳から6歳の男の子4人が残されていて、4人は病院に搬送されましたが、そのうち2人は一時意識不明の重体になり、現在は持ち直しているということです。
同じマンションの住人は、「救急隊が『子どもを運ぶから、どいてどいて』と言っていた」と話していました。子どもの両親は4人を寝かしつけた後、午後10時ごろから外出し、出火当時は留守にしていたということです。
警察と消防は現場検証を行っていて、4人が見つかった部屋の押入れ付近がひどく燃えているということなどから、出火原因は子どもの火遊びの可能性があるとみて調べています。
( 2010/12/14 12:56 更新)
死亡ひき逃げ 手配の男逮捕

仲井亮一容疑者は別の窃盗容疑で逮捕されていた
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ことし10月、神戸市西区でバイクの男性を車でひき逃げし、死亡させたとして指名手配されていた男が、別の窃盗容疑で逮捕されていたことがわかりました。ことし10月28日早朝、神戸市西区の県道で右折しようとした軽自動車が、直進してきた大型バイクに衝突し、バイクを運転していた福井章人さん(41)が死亡しました。現場には軽自動車が放置され、子犬を抱いて立ち去る男が目撃されていて、警察がひき逃げ事件として捜査していました。そして今月10日になって、兵庫県相生市で助手席に子犬を乗せて盗難車を運転していた仲井亮一容疑者(66)を警官が見つけ、窃盗の疑いで逮捕しました。調べに対して、仲井容疑者は「ひき逃げをしたので、逃げていた」とひき逃げについても認める供述をしていて、警察は容疑が固まり次第、再逮捕する方針です。
( 2010/12/14 12:47 更新)
弁護士の被告 覚せい剤所持を認める

久万知良被告は罪状を認めたが、無罪を主張
覚せい剤を所持していたとして、起訴された弁護士の男の裁判が始まり、男は起訴事実を認めましたが、「共犯の男にカバンに入れられ、拒否できなかった」と主張しました。
起訴状によりますと、弁護士の久万知良被告(70)はことし10月、大阪市北区で共犯の男とともに、覚せい剤約4グラムを所持していたとされます。
冒頭陳述で、検察側は「久万被告は、覚せい剤のことで職務質問を受けていた男のもとに駆けつけ、『逃げろ』と助言して一緒に車で逃走した。その後、覚せい剤を隠すつもりで自分のカバンに入れさせた」と指摘しました。
一方、罪状認否で、久万被告は所持については認めましたが、「覚せい剤は共犯の男が車を暴走させている時に、カバンに入れたもので、拒否すれば、交通事故も起こしかねず、やむを得ない行為だった」と主張しました。
久万被告は初公判の後で、、関西テレビの取材に対し、「共犯の男に「助けてくれ助けてくれ」と言われた。勝手に入れられた」と話しました。
また弁護側は、覚せい剤は違法な捜査によって収集されたもので、証拠として認められないとも主張しました。
( 2010/12/14 12:44 更新)
国宝・彦根城で「すす払い」

迎春準備へ
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12月も半ばにさしかかり、滋賀県彦根市の国宝・彦根城では14日、毎年恒例の「すす払い」が行なわれました。
彦根城の「すす払い」は午前9時から始まり、管理事務所の職員、約45人が天守閣の屋根に登り、竹ぼうきでクモの巣や鳥のフンなどを取り除いていきました。年間約72万人の観光客が訪れる国宝の彦根城では毎年、この時期に一年間に積もったすすやほこりをきれいに払い落とし、新しい年を迎えます。天守閣の中では、ホコリが舞うなか床に落ちたゴミを集めたり、雑巾がけをしたりして、念入りに掃除が行なわれました。彦根城ではこの後、21日に門松が立てられ、27日にはしめ縄と鏡餅が飾られて、全ての迎春準備が整います。
( 2010/12/14 12:39 更新)
小学生が「たくあん」の漬け込み

約1ヵ月でおいしいたくあん漬けが
兵庫県豊岡市にある通称「沢庵寺」で、地元の小学生がたくあんの漬け込み作業を体験しました。
豊岡市出石町の宗鏡寺は通称・沢庵寺と呼ばれ、たくあんを広めたとされる沢庵和尚ゆかりの寺です。
たくあんの漬け込み作業は、子どもたちの体験学習のひとつとして3年前から行われています。
小学生は、大根を育てた農業高校の生徒と一緒に、干しあがった大根210本を丁寧に並べて、糠や塩と合わせて桶に漬け込みました。
住職の小原遊堂さんは、「ひとりだとつらい作業ですが、子どもたちのおかげで楽しくできました。伝統の味が守れると思います」と話していました。
約1ヵ月でおいしいたくあん漬けが出来あがるということです。
( 2010/12/14 12:35 更新)


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