現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. 産業・経済
  5. 記事

iPhoneにフィルタリング未搭載、総務省が質問状

2010年12月15日3時4分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」が、18歳未満に売る場合に付けなければいけない「フィルタリング機能」を付けないまま売られているとして、総務省は14日、アップル日本法人に質問状を送った。フィルタリングは有害なインターネットサイトを閲覧させない機能で、同省は「違法状態が続くのは見過ごせない」と、行政指導も視野に対応を検討している。

 国内販売元のソフトバンクモバイルによると、iPhoneにこの機能を搭載するにはアップルのサイトから個人IDを入手する必要がある。「店頭の対応が難しい」として、フィルタリング機能を搭載するためのアプリ(ソフト)のダウンロード手順を説明するにとどめているという。

 総務省消費者行政課の担当者が、アップル側に、機能を初めから搭載しない理由を問いただしたが、明確な回答がないため、書面を送ったという。アップル日本法人広報は「事実関係を把握していない」としている。

 フィルタリング機能は、昨年4月施行の青少年インターネット環境整備法で、通信会社が18歳未満に販売する携帯電話に、原則搭載するよう義務づけられている。(和気真也)

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

新郎新婦の心理を手玉に費用をつり上げるケースも…。「安心・満足できる結婚式」とは。

スマートフォンの台頭で通話機能もアプリの一つに…。通信キャリアの活路はどこに。

預金金利は普通と定期の金利差がほとんどない現状。住宅ローンや資産運用はどうするべきなのか。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介

クラウド・コンピューティング特集

新たなIT時代を読み解くキーワード「クラウド」を理解するには?