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ペットの死で自暴自棄? 高速100キロ逆走容疑の男

2010年9月2日

 1日午前5時45分ごろ、小樽市銭函(ぜにばこ)の札樽自動車道銭函インターチェンジ付近で、軽乗用車が逆走していると110番通報があった。運転していた男は道警の制止を振り切って約100キロにわたり逆走を続け、道警に道路交通法違反(右側通行)容疑で現行犯逮捕された。

 男は留萌市沖見町、職業不詳の水元努容疑者(31)で、「間違いありません」と容疑を認めているといい、「ペットの猫が死んで、めちゃくちゃなことがしたかった。心の中で『反対車線を走れ』という声が聞こえた」と話しているという。

 道警高速隊やNEXCO東日本北海道支社によると、小樽方面から札樽自動車道を走ってきた車は逆走を続けて札幌市内に入り、料金所を突破し、接続している道央自動車道に入って南下。パトカーが配置され、コーンが並んだ検問所を次々と突破しながら、千歳市や苫小牧市などを走り抜け、通報から約1時間半後の午前7時20分、約100キロ離れた白老町のポロトトンネル付近の5カ所目の検問でNEXCOの車と接触した後、自ら減速して止まった。

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