魔女たちの２２時

魔女はわずか６歳で芸能界入りし、テレビで元気で明るい優等生を演じて、
ドラマやバラエティ番組で人気の子役だった！
しかし、魔女にはある不満が。
魔女の母は、山のように仕事を入れておきながら、現場に来る事もなかった。
さらに、魔女を応援してくれる唯一の存在、大好きな父は、体調をくずし入院。
しかし、インターネットサイトには魔女が演じた優等生キャラに対する
誹謗中傷の書き込みが１００件以上。ひどい書き込みは日に日に増えていくばかりで、
ついに魔女は芸能活動を辞めたいと母に訴えた。
しかし、どんなに泣いて頼んでも、母は芸能界をやめることを許さなかった。
そして魔女は母は自分を金儲けの道具だと思ってるんだ…！と考える様に…。
そんな中、大好きな父が突然亡くなってしまった。
このことで、母への不信感は決定的になり、事務所を辞め、芸能界から消えた！
そして、わずか１３歳で精神のバランスを崩し、うつ状態になり、
眠れなくなった魔女は家を抜け出して夜の街へ…
そこで不良たちに声をかけられ、自分の優等生キャラをぶち壊すかのように、
メイクも髪も服装も、すべてが変えてしまった！

しかしそんなある日…母が泣きながら真実を打ち明けてくれた。
実は、母が魔女に仕事を続けさせたのはテレビに出る魔女の姿が心の支えだった父のためだった。
それを初めて知った魔女は、母との間にあった壁を取り除き、
そして父の願いに応えるため…もう一度、芸能界を目指すことに。

そんな魔女が雑誌で見つけたのは小森純さん！

当時、読者モデルとして絶大な人気を誇っていた彼女のすっぴんに、
勇気付けられた魔女は…人気のファッション誌で表紙を飾るまでに復活！