2010年 12月 14日 こんぴら歌舞伎公演発表 △▼ 来年４月香川県琴平町で開かれる「第２７回四国こんぴら歌舞伎大芝居」の公演内容が発表されました。松本幸四郎さん、市川染五郎さん親子が来演し、人気を集めそうです。来年の四国こんぴら歌舞伎大芝居は、座頭を松本幸四郎さんが務めるほか長男の市川染五郎さん、中村梅玉さん、中村芝雀さんが出演します。特に松本幸四郎さんと市川染五郎さんは１９９２年の第８回公演以来１９年ぶりの親子での来演で、歌舞伎ファンの人気を集めそうです。舞台は午前と午後の２部構成で、平家物語で有名な一の谷の合戦を題材にした「熊谷陣谷」や、４０年ぶりの上演でこんぴら歌舞伎でも初となる「鯉つかみ」など５つの演目が予定されています。四国こんぴら歌舞伎大芝居は、来年４月９日から２４日までの１６日間琴平町の金丸座で開催されます。 税金着服の岡山市総務課長代理懲戒免職 ▲▼ 岡山市は、税金約１００万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕され現在公判中の課長代理の男を１４日付けで懲戒免職処分にしました。懲戒免職処分を受けたのは、岡山市総務企画課の坪井創課長代理（５６）です。岡山市によりますと、坪井課長代理は、旧西大寺支所で税金の徴収を担当していましたおととし６月から１２月にかけて３回に渡り、市内の会社から集めた税金合わせて９７万円余りを着服したということです。１３日、岡山地裁で開かれた初公判で起訴内容を認めたため市では１４日午後、課長代理と接見し、免職処分を言い渡しました。課長代理は「大変申し訳ないことをした」と話していたということです。課長代理には、このほかにも余罪があると見られていることから市では被害総額が分かり次第、損害賠償請求を行う方針です。 カマタマーレ　ＪＦＬ昇格祝う看板設置 ▲▼ サッカーカマタマーレ讃岐のＪＦＬ昇格を祝う立て看板が１４日、香川県庁に設置されました。この立て看板は香川県初のＪＦＬ入りを果たしたカマタマーレ讃岐を県民あげて応援しようと設置されたものです。県庁東館の正面玄関前の柱に取り付けられた看板は、高さ４メートル２０センチ幅７５センチの大きさで、「祝ＪＦＬ昇格」の文字とマスコットキャラクターのカマちゃんとタマちゃんが描かれています。香川県はカマタマーレ讃岐に対し会場使用料を半額にしたりユニホームに県のロゴマークを掲出するなどの支援を行っていて、来年も継続することにしています。 ノコギリガザミ調理講習会 ▲▽ ワタリガニの仲間、ノコギリガザミの養殖に取り組む玉野商工会議所が岡山市の専門学校で料理の講習会を開きました。ノコギリガザミはかつて瀬戸内海でも多く獲れ岡山では「どてきり」の名で親しまれていました。玉野商工会議所はこのどてきりを復活させ玉野の特産品にしようと去年から養殖に取り組んでいて、今年は３０匹を育てることに成功しました。１４日は専門学校で学ぶ生徒、約４０人が玉野で育ったどてきりを使い鍋料理に挑戦しました。玉野商工会議所では今後も養殖技術を向上させ特産品として育てていきたいと話しています。