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繁忙長官そろそろ限界? 仕事抱え込み疲れ目立つ  (1/2ページ)

2010.12.14 22:00
このニュースのトピックス仙谷官房長官
犯罪対策閣僚会議に臨む仙谷由人官房長官。法相と拉致問題担当相を兼務し、政府・与党には激務を懸念する声も。左は菅直人首相=14日、首相官邸(酒巻俊介撮影)犯罪対策閣僚会議に臨む仙谷由人官房長官。法相と拉致問題担当相を兼務し、政府・与党には激務を懸念する声も。左は菅直人首相=14日、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 菅政権を取り仕切ってきた仙谷由人官房長官が最近、あまりの忙しさに弱音を漏らしている。ただでさえ各省庁間の利害調整を行う官房長官は激務なのに加え、法相と拉致問題担当相の兼務で負担は増すばかりだ。兼務解消を求めることはしないと述べたが、自ら諸懸案を抱え込んだ結果、本来の担当業務に手が回らないという皮肉な状況も生じている。(村上智博)

 「ちょっと、仕事を取り込みすぎたかなあと反省している」

 仙谷氏は14日の記者会見で苦笑いした。「弁護士時代から多くの案件を抱え込み、処理するのが好き」(側近議員)とされ、6月の菅内閣発足時には「仕事大好き内閣」と銘打った。

 菅直人首相の倍の12人もの秘書官を抱え、国会答弁では他の閣僚の所管事項に関しても「答弁を求められなくても立とうとしてきた」(周辺)。民主党執行部にもあれこれ口を出しているとされる。

 だが、半年が経過して疲労の色が濃くなった。発言を撤回することも何度かあり、14日も米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の県内移設を「甘受してほしい」と求めた自らの発言に仲井真弘多(ひろかず)知事が反発しているのを受け、「仲井真氏や沖縄の方々が総反発するように受け止められているなら撤回する」と語った。

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犯罪対策閣僚会議に臨む仙谷由人官房長官。法相と拉致問題担当相を兼務し、政府・与党には激務を懸念する声も。左は菅直人首相=14日、首相官邸(酒巻俊介撮影)

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