菅またまたサイテー更新! 右も左も“真っ逆さま”

2010.12.14

 菅直人内閣の支持率下落傾向に歯止めがかからない。朝日新聞の世論調査(11−12日)によると、内閣支持率は先月から6ポイント減の21%で、内閣発足以来最低となった。またNHK調査(10−13日)でも6ポイント減の25%に。一方、不支持率はそれぞれ60%、58%と2倍以上にのぼった。

 内閣支持率下落とともに民主党にとって深刻なのが、政党支持率や投票行動調査の結果だ。すでに産経新聞調査では政党支持率で自民党が民主党を上回っているが、NHKでも民主党21・3%、自民党22・6%と逆転した。

 朝日では民主党23%、自民党17%と民主党が上回っているが、「仮にいま衆院選の投票をするとしたら」として比例区投票先を聞いたところ、自民党が27%で、民主党23%を上回ったのだ。

 一方、衆院の解散・総選挙の時期については、朝日で「急ぐ必要はない」が53%(前回60%)と、「できるだけ早く実施すべきだ」34%(同31%)を上回っている。

 しかし、ねじれ国会の打開策を聞いたNHK調査では、「解散・総選挙で改めて民意を問うべきだ」が39%で最も多く、次いで「与党と野党が政策ごとに連携すべき」が32%。与党と自民党の大連立はわずか10%にとどまった。

 

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