東大→ハーバード大学院“恫喝”民主・松崎のピカピカ経歴とは

2010.11.18

 民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が今年7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で行われた納涼祭で車を呼び寄せる際、空自側が特別扱いしなかったことから、隊員に「おれをだれだと思っているのか」などと“恫喝”めいた発言をしていた疑惑が浮上した。

 「おれをだれだと思っているのか」。そう自信満々に語るだけあって松崎氏の経歴はピカピカだ。東京都文京区の出身で1976年、東大法学部卒。79年には米ハーバード大大学院で学位を取得、同大日本研究所の研究員などを務めた。

 家族をはじめ親戚一同政治家だらけで、元三重県知事の田中覚氏を義父(母親の再婚相手)に持ち、三木武夫・元内閣総理大臣、森清・元総理府総務長官、森美秀・元環境庁長官は伯父。森英介・元法務大臣は従兄弟という華麗さ。昭和電工創業者の森矗昶氏は祖父にあたる。

 松崎氏は「湯川裕光」の筆名で歴史小説なども執筆、マルチな才能の持ち主としても知られる。

 だが、政治家としてはまだ駆け出しで、82年、自民党総合政策研究所の設立にともない主任研究員に就任。92年、日本新党に参加するも参院比例区で落選、党事務局との確執から除名処分に。

 96年、民主党結成に参加したものの、再び衆院選で落選。2000年にも落選し、03年、比例区北関東ブロックで復活当選した。1度の落選を挟んで現在は2期目。

 

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