最新ニュース
首相、硫黄島で旧日本兵遺骨収容作業を視察
菅首相は14日、太平洋戦争の激戦地だった硫黄島(東京都)を訪問し、旧日本兵の遺骨収容作業を視察した。
硫黄島では、旧日本兵約2万2000人が戦死したが、いまだに約1万3000人の遺骨が見つかっていない。2日からは第3次の遺骨収容・調査が行われ、今年度は新たに約300人の遺骨が収容されたことが14日に明らかになった。
8月に設置した政府の特命チームによる収容作業を視察した菅首相は、自ら掘り起こされた遺骨を収容し、手を合わせた。また、「遺骨収容は国の責任だと考えますので、これからもしっかりと取り組んでいきたい」と述べ、遺族の高齢化が進む中、戦没者の遺骨の早期収容に全力を挙げる考えを示した。
【関連記事】
- 2010.12.14 20:27
- 菅首相「遺骨収容は国の責任」
- 2010.11.26 04:57
- 野口健さん、沖縄で戦没者の遺骨収集
- 2010.10.27 16:19
- ベトナムで人気、現地で造る日本の酒とは?
- 2010.09.02 02:31
- 中国に残る旧日本軍の化学兵器、廃棄処理へ
- 2010.07.02 20:30
- パク・ヨンハさんの遺骨、埋葬される