政府は7日、新たな「防衛計画の大綱」を14日に閣議決定する方向で最終調整に入った。戦闘機などの国際共同開発参加に向けた武器輸出三原則見直しは反対方針の社民党に配慮し、新大綱に「今後の課題」として触れ、当初予定していた新大綱にあわせた見直しは見送る方針を確認した。
菅直人首相は午後、北沢俊美防衛相と会談。対米技術供与などを除き武器輸出を原則として禁じる武器輸出三原則が自衛隊の海外派遣や国際共同開発参加で課題になっており、検討が必要との趣旨を盛り込むことで一致した。
新大綱に基づいて部隊規模や主…
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2010/12/07 20:59
【共同通信】
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