|
ページ更新時間:2010年12月15日(水) 01時09分
|
|
|
|
|
|
■ 北朝鮮、6か国緊急会合に積極的姿勢
北朝鮮による砲撃事件を受け、中国が提案している6か国協議の首席代表による緊急会合について、北朝鮮が積極的な姿勢を示していた事が明らかになりました。
「中国が提案した6か国協議の首席代表による緊急会合に対し、北朝鮮は積極的な態度だ。北朝鮮は中国の半島の緊張緩和のための努力を賞賛した」(中国外務省・姜瑜報道官) 中国外務省の姜瑜報道官は定例記者会見でこう述べ、中国の戴秉国(タイ・ヘイコク)国務委員が先週、北朝鮮を訪問した際に、北朝鮮側が緊急会合の開催に積極的な姿勢を示した事を明らかにしました。 また、姜瑜報道官は中国と北朝鮮が「6か国協議のプロセスを推進し、朝鮮半島の非核化と各国との関係正常化に取り組むことで一致した」としています。 先週、北朝鮮を訪れたタイ国務委員は、キム・ジョンイル総書記ら要人と会談しました。中国の新華社通信は、会談について「重要な共通認識に達した」と伝えたものの、具体的な中身は明らかにされていませんでした。 一方、菅総理大臣が「朝鮮半島有事の際に、日本人救出のため自衛隊を派遣する可能性に言及したことについて、姜瑜報道官は「歴史的な要因もあり、日本は、軍事面についての隣国の感情と懸念を考慮し、慎重に行動すべきだ」と語り、この問題に対する中国側の懸念を示しました。(14日22:17)
|
|
|