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【グラニュース】


マギヌン、Vが一番の思い出 グラ惜別インタビュー

2010年12月13日 紙面から

目を潤ませ、チームスタッフとあいさつするマギヌン(左)=10日、中部国際空港で

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 今季限りでグランパスを退団するMFマギヌン(28)が10日、ブラジルへ帰国した。08年に移籍加入し3年間でリーグ戦79試合14得点。攻撃的MFとして初優勝にも大きく貢献した優良助っ人が中部国際空港での出発直前に、グランパスでの3年間を振り返った。 (聞き手・塚田陽一郎)

 −グランパスでの3年でも、今季は特別なシーズンだった

 「どの年も大事だったけれど、3年目はグランパスとしても18年間タイトルを待っていたと思うし、自分も最後の年に賭けていた。チームと同じようにずっと待っていたし、やってきた。そういう意味でも充実していた」

 −最後にチームメートとはどんな会話を

 「リリースが出てから仲間に(退団の)話をしたが、寂しい気持ちでいっぱいだった。グラウンド内でもオフザピッチでもみんなすごく仲良かったし、自分にもよくしてくれた。きょうも、家を出てくる前にドアを開けたら楢崎選手がいてビックリした。あいさつしに来てくれて。本当に、グランパスの仲間は自分によくしてくれた」

 −空港まで来たサポーターからプレゼントも渡された

 「サポーターの方々にもたくさん応援してもらえたし、自分もサポーターの方々に対してお土産というか、優勝で恩返しができた。本当に幸せ」

 −移籍先は

 「まだ決まっていない。今探している。いくつか話はあるけれど、家族の生活も含めて、考えている段階。自分が一番希望しているのは日本。長く住んで、自分も家族も慣れている。海外のチームも視野には入れているが、その場合はまたゼロからのスタート。いろんなことが難しいし、日本でプレーできたらいい」

 −来日して5年。1番の思い出は

 「今年タイトルをとれたこと。それが一番の思い出。チームメート、関係者、サポーターも含めて、みんなで苦労して戦ってきた。チームメートはグラウンドの内外でみんな一緒に同じ時間をすごした。自分たちには同じ血が流れている。みんなのことを絶対忘れないですし、タイトルをとったことも絶対に一生忘れない。みんなも自分のことを忘れないでほしい」

 

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