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【プロ野球】

星野 ハンカチ世代の名勝負つくれ 新入団会見でエール

2010年12月14日 紙面から

記念撮影で、星野監督(前列中央)を囲みガッツポーズする新入団選手=仙台市内のホテルで

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 楽天は13日、仙台市内のホテルで新人選手の入団会見を開き、星野仙一監督(63)が名勝負をつくり出すような選手になるよう激励した。同期には日本ハムに入団した斎藤(早大)、西武入りした大石(同)ら鳴り物入りがそろうが、勝負はプロに入ってから。「今は名勝負、対決とかで話題になることが少ない。今の子はレベルが高いし、ハイクラスの勝負になってくると思う」と行く末を心待ちにしていた。

 自身は明大時代に東京六大学野球で当時法大の田淵、山本らとしのぎを削ったが、中日に入団後は打倒巨人を旗印に長嶋、王と大勝負を繰り広げ、V9時代を含めて対巨人戦は通算35勝。巨人キラーとして名をはせた。念願のプロ入りを果たした新人には「これで一区切り。また新たな夢にチャレンジとなる。少なくとも同年齢には負けないでほしいし、力をつけて他の球団のライバルにも負けないでやってほしい」とエールを送った。

 この日は壇上に育成を含む8選手が勢ぞろい。ドラフト1位の塩見(八戸大)、同2位の美馬(東京ガス)らが緊張気味にスピーチを行うと、星野監督は何度もうなずきながら彼らの所信表明に聞き入り、「男の大小は体の大小で決めるもんじゃない。肝っ玉。ハートの強さ、大きさだと思う。自信をもってやってほしい」と目を細めた。

 06年夏の甲子園を沸かせた田中VS斎藤の投げ合いに続く新たな名勝負が生まれれば、杜(もり)の都はますます熱くなる。 (鶴田真也)

 

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